最近見たテレビ

 

水曜日のダウンタウン #370

清春の説。難易度が丁度良くて面白い。清春登場のサプライズも丁度良かった。きしたかのも丁度いい。スタジオのガヤがうるさくてクイズが聞き取りづらいのは気になるけど、普段やっている番組構成をこの回だけ変えるのも変だから仕方ないのかなと思う。そして気になる次回予告

水曜日のダウンタウン|TBSテレビ

 

さんま御殿

水ダウの説に登場したあおぽん出演回。さんまさんとの相性はいいだろうと思ってたけど想像以上に良かった。本当に売れっ子になるかも。みちょぱ藤田ニコルのようなモデル出身で常識的で頭の回転が速いギャルと違い、2000年頃の素人ギャルのような素朴さがある。千葉の田舎の方から2時間以上かけて都心まで出向いてるというだけで、普段の生活の垣間見えて好感度あがる

踊る!さんま御殿!!|日本テレビ

 

ランジャタイのがんばれ地上波 蟲毒王完結編

売れっ子でありながら、攻めの姿勢を崩さないことで売れ続ける永野とみなみかわ、全く売れず尖り続けているエル上田、どういう立ち位置に居ても同じように自分が好きな芸人仲間という感覚で相対するランジャタイが良い。こういう良い番組が終了するのは本当に悔しい。「ネタをパスしないとテレビに出しませんよ」という風潮に風穴を開けるフリーダムな良い番組だった

https://twitter.com/ranjyatai_EX

 

・関ジャム 完全燃SHOW BUCK-TICK特集

1時間丸々BUCK-TICK特集で、内容がすごく良かったと思う。BUCK-TICKを好きなスタッフが丁寧に作っていた印象を受ける。「DTD」から「キラメキの中で…」を選ぶ時点で、かなりコアなファンが番組作りの根幹部分に関わっているとしか思えない。BUCK-TICKをあまり知らない人向けであり、BUCK-TICKファンが見たかった貴重映像や、メンバーコメント、昨年末の武道館の様子まであり見応えがあった

関ジャム 完全燃SHOW|テレビ朝日

 

R-1グランプリ2024

ネタの感想を一言ずつ

 

真輝志

分かりやすいネタで、トップバッターからかなり受けてる。トップでこれだけ掴んでたらそのままファイナルに進んでいてもおかしくない。この後の話に出てくるけど、ピン芸はみな命削って全身全霊をこめてやっているのはわかるけど、それがダイレクトに伝わるタイプの方が生放送の賞レースでは強いんだと思って、そういう部分に対して物足りなさは少し残るかもしれない

 

ルシファー吉岡

最後にアップになった時の表情がすごく良かった。ザコシショウが言ってたように、下ネタなしでキャラにバッチリハマったネタを持ってきたのは凄い。予選で見た時は、異性に相手にされていないという事を指摘しないまま話が進むのが気になったんだけど、もはやルシファーの存在だけで説明がついていて、加えて説明すると口説くなるのだろうと思った。今回は、なのか、本流は、なのかはわからないけど、少なくとも今回は、ルシファーの演技を見て、身一つで笑いを生むというピン芸が評価される流れを感じた

 

 

街裏ぴんく

以前に他のネタも見たことがあって、もう少しあり得なくはない嘘でも良かったのかなあと思いながら見ていたけど、ディティールの細かい描写と喋りの熱量でぴんくさんの世界に力ずくで引き込んだ。独創的すぎるスタイルの漫談で、夢の中のようなシュールな話を展開する。こういうネタに高得点がついて、受けも大きかったのは、お笑いファンとしてはたまらないものがある。ここ数年の下地作りというのもあるかもしれないけど、たまに深夜で見かける程度の露出で、ぴんくさんの漫談スタイルが正確に伝わったのはすごい

 

kento fukaya

kento fukayaのネタは、万人受けする分かりやすさがあるのが強みであり弱みであるなあと思う。モニターを使ったマッチングアプリネタを見たことがあるかと言われればないんだけど、ありそうなネタではあると感じさせる

 

寺田寛明

点数は伸びなかったけど十分面白かったと思う。芸歴制限がなければ最終3組に残れたくらいに。大喜利系は、コントや漫談、飛び道具が跳ねなかった時に相対評価で勝ち上がる事もあるというもので、審査員は評価し辛いんだろうと思う。流れが変わるような後半があるとかじゃないと

 

サツマカワRPG

一人芝居で周りの情景を想像させる要素が強い良いコントだったと思う。その想像させる情景がどこか夢の中のような淡さがあったのがまた良い。ストーリーがあってそれに沿った笑いが自然に配置されている。一人コント勢は、みんなそうだけど、4分にしたことでストーリーに深みが増してるし、オチへの流れが綺麗になってる。散々言われたカツラの是非だけど、あれがある事で、奇妙さが増して良いとも思うけど、本心で言えば、あれを見てマイナスの感情が働く人もいるから、無い方が良いとは思う。自分も怪奇の時にカツラを取って、ちょっとひいてしまって、改めて見ても若ハゲを笑いにするのは難しさが強いと感じた

 

吉住

またこれもすごいネタを持ってきた。絶対にありえないようなことではないけど、コメディらしく誇張していて、これがもっと大人しいと逆に怖くて、ポップにエキセントリックな女を演じてるから楽しめる。看板とか火炎瓶とか、分かりやすいけどやりすぎてない良いバランスだと思う。あまりリアルにして社会派コントになるのも意図するものからずれるだろうし

 

トンツカタンお抹茶

予選で見た時、これは決勝に行ったと思った。改めて見ると音楽のSEがかなりチープに聞こえる。歌声、こんな感じだったか、もう少ししっかりめのボーカルが入ってた方がよさそう。3分ネタ時代だったらもっとハマってたのかな。明るいお抹茶が最下位で弄りポイントになりそうだし、普通に来年以降も期待できるし、これで最下位というのが今年のレベルの高さを物語っている

 

どくさいスイッチ企画

マチュアがひとりコントで同率4位まで行ったんだから本当にすごい。ネタは受けてたし、マイワールドがある人だからここも来年以降常連になりそう。他にどんなネタがあるのか、今後どんなネタをやるのか楽しみ。今回の一発で終わりの人ではないと思う

 

最終三組

吉住。前半と後半でガラッとキャラを変える、でも別人ではなく、一人の人物の中に混在するキャラであり、まとめて人間を、女を演じているという雰囲気がある。このネタも社会派というか、人間の業を描いているようなブラックさがあり、ただただ楽しくて笑える無邪気さはないというのが魅力になっている。ここに票が入ったのも納得。

ぴんく。2本通して、今までに見たことがない、街裏ぴんくしかやっていない孤高の芸であるという所が評価されたんじゃないかと思う。淡々としがちなピン芸で、熱量とグルーヴ感を生み出したという凄みがある。

ルシファー。ウイニングランには十分な出来、分かりやすいネタで受けもついてきてたしこれで勝てないのは悔しいと思う。ファーストステージ1位通過ながら、審査員から票が入らなかった。最終3組は差がなかったというのはあると思うし、今年のレベルなら2本受けて面白いのは大前提みたいな雰囲気だったから、分かりやすい分、冒険がなかったので審査員に刺さらなかったかなと思った。

R-1グランプリ2024 ネタ演目

 

真輝志(コント「新学期」)

ルシファー吉岡(コント「婚活パーティー」)

街裏ぴんく(漫談「温水プール」)

kento fukaya(コント「マッチングアプリ」)

寺田寛明(フリップ「国語辞典コメント欄」)

サツマカワRPG(コント「防犯ブザー」)

吉住(コント「結婚のあいさつ」)

トンツカタンお抹茶(歌ネタ「車」)

どくさいスイッチ企画(コント「ツチノコ」)

 

ファイナルステージ

吉住(コント「鑑識」)

街裏ぴんく(漫談「モーニング娘」)

ルシファー吉岡(コント「隣人」)

 

 

 

R-1グランプリ2024 公式サイト

R-1グランプリ2024とりあえず

全組ネタが面白くて、序盤から最後まで盛り上がりがあって、勝敗の行方が最後の最後までわからない大成功の回だったと思う。霜降りも、芸歴制限時代を経て、もうゴールデンでMCを取り仕切ってることに何の違和感もない。優勝者も世間的には無名のダークホースで話題性もある。

詐欺メール

メールの文章だと最近は良くできたのが多くて判別が付かないから、もし本当に不正利用が疑われてて本人確認したいなら、かならず本人宛に電話してきてほしい。そのうち電話番号の偽装表示ができるかもだけど