- アーティスト: 布袋寅泰,TOMOYASU HOTEI,レニー・ザカタック,サイモン・ヘイル
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/12/10
- メディア: CD
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●チョコレートプラネット(コント「Mr.マジカル」)85点
●流れ星(漫才「お祭り」)87点
●マツモトクラブ(コント「不動産屋」)81点
●インディアンス(漫才「ことわざ」)93点
●ななめ45°(コント「通訳」)86点
●ネルソンズ(コント「ゴキブリ」)78点
各組感想
●チョコレートプラネット
何かの番組でこのネタを見て結構気に入ってた。ただこういう類のショーを見て、横に居る観客がつっこむ、という設定は不自然さが残る。昔TKOがやってたディナーショーのネタはその辺自然に見えて上手かった。
●流れ星
ギャグはやらないという前振りに何の意味があったのかよく分からない。昔からやってる鉄板ネタ。自分はちゅうえいのギャグに嵌ってない事もあって退屈だった。
●マツモトクラブ
マツモトクラブはネタの中に芸能人の名前を入れたり、ものまね要素を入れたりする事が多いけど、個人的にはそうじゃないネタの方が好み。ものまねに固執せずにストーリーを見せてくれたので良かったと言えば良かったけど、マツモトクラブのコントはパターン化してるなあという印象も受ける。
●インディアンス
漫才師がよくやるテーマだけど、ちゃんとインディアンスらしさが感じられてすごく良かった。ギャグ漫才と言われがちだけど、意外とインディアンスの漫才は話の流れに沿ったボケが多い。
ななめ45°はショートネタ全盛の頃に人気があったのがよく分かる。
話が飛躍してる分、安っぽいかなと感じる面はあったけど、ネルソンズらしいテンパリ、哀愁があって面白さもあった。
さらば、アンガ、わらふぢ、にゃんこスターら「キングオブコント」決勝進出 - お笑いナタリー
キングオブコント2017決勝進出者決定! - キングオブコント2017
ファイナリスト10組の感想を箇条書きで
●お笑いファンにとっては、サプライズの多い選考だけど、何と言ってもとにかく「にゃんこスター」。準々決勝で見て、その段階で落とされると思ってた自分の見る目の無さを改めて痛感する。たぶん、決勝ではすごく高い点数を付ける人も居るけど、すごく低い点数を付ける人も居ると思う。
「あらびき団」でありそうなネタでそっちで拾うんじゃないかと感じたけど、よく考えてみれば、こういうネタを「あらびき団」でやっても通常営業でしかなくて、真剣勝負の人生を掛けた大舞台でやってこそ意味があるんだと思う。上位5組に残る可能性はある。
「賞レースは版権ネタを敬遠する」というのは都市伝説みたいなものかもしれない。
●優勝候補は、ジャンポケ、さらば、GAG、大穴でパーパー。この大会は初物が強い傾向があるので、GAGとパーパーは嵌れば大番狂わせはある。しかしこういう順位予想って、準決勝を見ていないとあまり意味がないし、見ていてもズレる。
●かまいたちは、準決勝では1日目不発で、2日目トップ受けとの事。キャリアのあるコンビだから、調整や、可能か分からないけどネタ変更などを行えば、ここも一発ありそう。
●アンガールズは1日目の評判が高かったので通ると思ってた。知名度抜群のコンビが水準以上のネタを持って来たら受かるのは妥当。KOCで見ても「いつものアンガールズ」という感じになって2015年のジャンポケみたいになるような気がする。まあ2015年のジャンポケも上位5組に入ってるけど。
●アキナは安定感あるけど、いつも賞レースだとまあまあくらいの印象で真ん中位なのであまり期待してない。たらればの話をしても仕方ないけど、ソーセージが続いていたらという事は考えてしまう。
●わらふぢなるお。面白いのは知ってるんだけど、何か物足りなさが残る事が多い。
●ゾフィー。KOCのDVDで一回ネタを見た程度で印象が薄く、あまり分からない。しかし無所属フリーのコンビを2組選出するというのは本当に思い切ってる。フリーで全国区の賞レースに出たのは過去には、さらば、変ホ長調、夜ふかしの会、ミヤシタガクくらいだと思うんだけど、1年1大会で2組というのは異例中の異例。
落選組について
今回の勝負ネタ「テレパシー(鍋)」は大好きなネタで、これが落とされたのが今回一番残念だった。
●卯月
テレビで2回ネタを見た程度だけど、評判が良かったので期待感あった。
●ななまがり
準決勝の2本のネタは、単独ライブで見たもので、この2つだと物足りないという印象を受けたのであまりショックは無い。
「自殺の説得」はあまりに有名過ぎる。「プロポーズ」もよくテレビでやってるけど、こっちの方が良かったと思う。このトリオはネタ番組での露出が多過ぎるのが仇になってる。
●やさしいズ
「親子」のネタは決勝向きの良いネタだと思うけど、「追試」はちょっと印象が弱いからしょうがないと思う。
●や団
予選の評判がずっと良かったので、いつか見れるのを楽しみにしてる。去年のM-1のネタも良かったし、今後が楽しみなトリオ。
2日目のネタは旧作だったようなので、新しさを求める今年の選考で、この大会に出る必要がない位成功してるコンビが安全策に走ったら弾かれるのはしょうがないと思う。ラバーガールって過去のKOC決勝で2回とも2本目に旧作を持って来て優勝を逃してるのに何で今年も同じやり方をしたのかなと思ってしまう。
●どんぐりたけし(コント「もしも全人類がギャグ芸人だったら(刑事ドラマ編)」)
●もりせいじゅ(リズムネタ「あいまいな舞」)
●シオマリアッチ(フリップ「THE HELL HAND」)
●松陰寺太勇(「落語」)
●シオマリアッチ(フリップ「THE HELL HAND」)
●脳みそ夫(コント「ラーメンヤンキーすすり」)
シオマリアッチの「THE HELL HAND」はブレイクのきっかけになりそうな良いネタ。このネタ指定で他の番組に呼ばれると思う。ストーリー仕立てにしたどんぐりたけしのコントも良かった。
賞金1000万円の新たな賞レース誕生「女芸人No.1決定戦 THE W」 - お笑いナタリー
結構否定的な意見が多いようだけど、自分は普通に楽しみだ。これをきっかけに世に出る女性芸人が増えるのは良い事だと思う。予選会は観に行きたい。「THE W」という名称がダサいのと、M-1と時期が被ってる事は早速残念ではあるけど。
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