東京二回戦を見て、ネタが決勝向きだと感じた所を中心に。Aマッソと鬼奴とゆりやんは別の勝負ネタがあると想定して。
●はなしょー ●ハルカラ ●中村涼子 ●どんぐりパワーズ ●ヒコロヒー ●Aマッソ ●ガンバレルーヤ ●牧野ステテコ ●椿鬼奴 ●ゆりやんレトリィバァ
「THE W」準決勝にアジアン、Aマッソ、阿佐ヶ谷姉妹、ヒコロヒーら33組 - お笑いナタリー
合格者に関して不満があるのは、尼神インターだけ。尼神インターの漫才は大好きだけど、二回戦でやったネタはコンテストに限らずゴールデンタイムで流すような内容じゃない。公式サイトの規定にわいせつなネタは不可という文言があるので腑に落ちない。落ちた所で残念に思ったのは、スパイク、小泉ポロン、藤子、satomi、TOY、ふるやいなや。自分の感覚だけど、受かった有名どころよりもネタ自体は面白かったと思う。決勝は無名の面白い女性芸人が一組でも多く残って欲しい。
ネタ時間は4分。MCははりけ〜んず。友近は小道具を忘れて急遽キャンセルになった。各組一言感想。
●ナナちゃん
●アルバトロスしん
ゴルファー漫談。悩み相談。自虐ネタ。自虐だけど明るさがあって良かった。
●ニッチェ(合格)
コント。忍者。有名なネタ。これで落ちる事は無いと思う。
●アジアン(合格)
漫才。耳に残る曲。安定して面白かったけど、ブス弄りはなく、馬場園さんの器用さもなく、アジアンの漫才の色をあまり感じられなかった。どこかで今のアジアンの現状を反映したネタを見たかった思いがある。
●ゆりありく
コント。夫婦。一回戦同様に受けていた。女性芸人の大会に猿が残るというのもどうなのかという気はするけど。
●フローラルブーケ
漫才。サンタ〜貧困。一回戦の時は気付かなかったけど、ネタの合間にある動きが漫才としてはかなり特徴的だなと思った。
●絹
コント。スカウト。何をやってるのか伝わり難い設定に感じる。
●あいあいパーティー
漫才。紙芝居。シンデレラ。漫才なのに2人の間にフリップを入れて進行して行くのが斬新で良かった。絵が丁寧で可愛らしかったのも良かった。
●ウメ
コント。キャンプ。ウメらしいナンセンスでとぼけた世界観で好みだけど、演じ分けの無い一人二役コントは分かり辛さがあるから多分厳しいと思う。
歌ネタ。勘違いさせてごめんね/ただ君に好かれたい。合コンなどのモテテクニックやら女性の本音やら。ありがちなネタが多かった。
●はなしょー(合格)
コント。先生と生徒の恋。はなしょーの演技はテレビより舞台の方が凄さが伝わる。フレーズや演技など飛び抜けていた。ここも決勝候補。
●北林ティナ
漫談。若い子の会話。あまり嵌ってなかったけど正統派の漫談という感じで自分は結構良いと思った。
フリップ。元カレ芸人あるある。かなり受けていた。お笑いファン向けの内容かもしれないけど、インパクトと破壊力がある。
●うみのいえ
コント。入院。励ますような態度で悪口ばかり言うという見せ方がすごく良かった。
●ばーん
漫才。塩顔男子。お互いを比喩表現でブス、安い女とdisり合うネタ。前にやっていた自虐漫才よりずっと良い。標準語が途中いつの間にかなまり言葉に変わるんだけど、どっちかに統一した方が見やすいと思った。
●牧野ステテコ(合格)
コント。ポールダンサー。トップクラスの受け。このネタで決勝残るんじゃないかと思う。
●ORIE
レースクイーン漫談。音楽の使い方が良くて、動きや表情にメリハリがあり見ていて楽しくなる。
●森山あすか
コント。腹話術。かなりジャンクなネタで自分は頭がついていかなかった。
●秋元康プロデュース「劇団4ドル50セント」
漫才。コンビニ強盗。アイドル云々は置いておいて、駆け出し新人の漫才という以上の感想は無い。
怪談。動きにキレがありすぎて良かったけど、スローな前振りが退屈で眠たくなってしまう。
●椿鬼奴(合格)
コント。話のまとまらない人の講演会。こないだテレビでやってたネタ。面白いネタだけど何故か場に嵌り切らない感じはあった。鬼奴にはもっと無茶苦茶なものを期待したお客さんが多かったのかも。
●kittan
コント。放課後の呼び出し。シンプルな一人コント。印象が弱かった。
●HENHEN事変
漫才。グーチョキパーの歌。アイドル芸人を自称する人のコンビ。BGMを掛けて客席に下りてサイリウムを配ってアイドルライブのような雰囲気を演出するという手法が斬新だった。予選会はこういう賑やかしが一組いると嬉しい。印象が強いし意外とテレビ向きかもしれない。
●ゆーびーむ☆
フリップ。絵描き歌。ゆーびーむ☆の魅力が詰まってて良かったけど、個人的にはもっとストレートなコントや漫談が見たい。キャラクターが強い割にはややネタが地味に感じる。
●阿佐ヶ谷姉妹(合格)
漫才。物件探し。売れっ子のタレントオーラが凄かった。ネタは勿論良かったんだけど、やや継ぎ接ぎ感があるのが気になる。
●satomi
コント。ファミレスのランチバイキング。会場はかなり受けていた。ここもこのネタで決勝に行きそうな雰囲気ある。
●丸山礼
コント。雑誌記者。何をやってるのかネタの内容が分かり難かった。
●3時のヒロイン(合格)
コント。ライブの曲が耳から離れない。印象的でシンプルな動きの反復。ここも残りそう。
●TOY
コント。身長。ここも決勝候補。テレビで見たらどんな風に映るんだろう。
●やしろ優
ものまね。MISIAに変身する方法。ちょっと他の人達と違う着眼点のものまねで良かったと思う。
●かりすま〜ずあゆ
気になるコンサート。あゆ、ami、KEIKO、安室などのものまね。受けが大きく場を盛り上げていた。
●ちかみどり
行司漫談+ものまねメドレー。一本のネタじゃないと多分通らない。
●加藤誉子
コント。うなぎを落とした主婦。しょうもない話を朝ドラ風の人情芝居でシリアスに演じ切る。感情移入出来てバカバカしさもあって面白かった。
●かぎしっぽ(合格)
コント。バイトの新人。かぎしっぽのコントは何度か見てるけど、思ってた以上に大きい会場で大きく受けていた。ここもテレビでやったらどう映るのか見てみたいコンビ。
●まる子
フリップ漫談。三重県。忍者に扮して。細かく覚えてないけど、フリップの合間の喋りの雰囲気が結構面白かった。
●ハリウリサ
ものまね。浜ちゃん他。受けで言えば上位5組くらいに入ると思う。この人は浜ちゃんものまねでテレビに出ると思う。
●Theおかあさん’s
漫才。万引き。素人の人達なんだろうけど、ネタも演技もすごいしっかりしていて楽しく見れた。
●ゆにばーすはら(合格)
コント。視力検査。シンプルなネタで良かった。受けも大きかった。
●美豚ズ
コント。ぽっちゃりエクササイズ。ちょっとストレートすぎた。
●尼神インター(合格)
漫才。エロい事を考えてしまう。尼神、タレントとしては面白くなってるけど漫才はダメになっていってる。
●ふるやいなや
コント。デートの待ち合わせ。持続して受けていて、ネタの作品性が高い。ここも決勝候補だと思う。
●ゆりやんレトリィバァ(合格)
コント。ドラえもん。面白かったけど、これを決勝で見たいかと言うと微妙。
ネタ時間は4分。MCははりけ〜んず。各組一言感想。
●ラムズ
コント。腹話術。話がしっかりしていて演技が上手くて分かりやすいネタ。結構受けていた。
●お月さま
コント。未亡人カフェ。未亡人のキャラクターが良かったし、特殊な設定を生かしたボケも良かった。
●まぁこ
コント。人形に語りかける。リアルな話をする主婦と人形に喋るメルヘンさがチグハグに見えてしまう。
●☆まかりな☆
コント。クレオパトラの前説。客席のコールが必要なネタはたぶん受からないと思う。
●キッチンパーク
漫才。関西弁でアニメ。一人が複数の役を演じるネタはややこしいので苦手。演じ分けが上手ければあまり気にならないのかもしれないけど。
●ハイビスカスパーティー
漫才。CA。明るくてほのぼのしていて良かった。
●吉住
コント。たっちゃん。一回戦同様、段ボールを彼氏に見立てたネタ。後半の展開がもうひとつ。
●薄幸
コント。寝坊。一回戦と似てるネタだったけど、自分はこっちの方が共感出来て面白かった。
フリップ。お嬢様言葉。この人、このネタしか見た事がない。この会場に来るような猛者はおそらくみんなネタを知っていたようであまり受けてなかった。
●ガール座
コント。カップル。設定や演技など自然で、ネタもシンプルで分りやすくて良かった。途中、台詞が聞き取り難い箇所があったのが気になる。
コント。引っ越し。ストーカーネタ。シンプルで良かったけど、この人みたいに若くて美人な人が痛い女を演じるコントは一般受けし辛い気はする。
●中村涼子(合格)
コント。姑の嫁いびり。音楽の使い方が良い。顔芸と動きボケの繰り返しという作りは意外と他にやってる人がいない。はりけ〜んずも言ってたけど、急激に面白くなってる。一番受けた位。
●えりんぎ
漫才。気になる異性。アラサー女性弄りネタかと思って見ていたら、アラサーのおだいらさんが男っぽい佐藤さんの女性的な面を弄るという展開があって意外性があってすごく面白かった。
●ターリーターキー
コント。面接。設定はすごく良かった。
漫才。英語。アテレコネタ。3人の存在感がそれぞれ引き立ってて良かった。「笑あがき」でつっこみについて色々言われてたけど、良いバランスだったと思う。あのアドバイスで変わったのかどうかは元をあまり知らないので何とも言えないけど。
●立川志ら鈴
落語。目薬。一回戦の2分と殆ど変わってなかったのでやや物足りなく感じた。
●あぁ〜しらき
男かな女かな。音頭に合わせて全身タイツで登場。予選会を盛り上げてくれたけど、テレビでこのネタをやってる姿はあまり想像出来ない。
●トリさんとパンダさん
漫才。歌のお姉さん。つっこみの「(色気が)出てる」という言い方が良かった。
コント。選挙演説。後半にあったリズムギャグみたいなやつは結構好きだった。
●ザ・アンモナイト
コント。子連れSP。個人的に一番笑ったのはここ。背中に子供をおぶってるんだけど、それが2歳児くらいの本物の子供で、熱演するお母さんと対照的に終始ぽけーっとしてるのが可愛いし面白い。これはすごいアイディアだと思うけど、偶然性を孕んだネタは上げ難いかもしれない。決勝の舞台では泣きわめいてるという場合も考えられるので。
●ドスキューズ(合格)
コント。合コン前。ブスいじりネタでメタ要素も有り。一回戦のネタは好きだったけど、こっちのネタはあまり好みじゃなかった。
●猫塾
漫才。趣味。今までの猫塾とちょっとパターンが変わっていた。ネタの完成度はかなり高く受けもあったんだけど、酒寄さんの毒が強めになったのは猫塾のほんわかした世界が崩れるような気もする。
●ボルサリーノ
漫才。結婚。ベテランコンビだけあって上手いし面白いんだけど、印象は薄くて何を話してたのかあまり思い出せない。
●藤子
コント。スカートめくり。このネタは完成度が高かったと思う。演技力があるしネタの視点も面白いしシンプルで無駄がない。無名なのが不思議な位。
●小出真保
ものまねメドレー。結構テレビでやってるネタが多かったというのと、ものまね系は見せ方を工夫しないとものまね番組でやればいいという感じがしてしまう。
●ジュエリー志織
フリップ。書道で絵描き歌。ほのぼのしていて可愛らしい雰囲気のネタ。
コント。体育教師。面白いし受けるけど、ああこのネタかという。
フリップ。簡単にモテなくなる方法。小杉まりもにはもっとぶっ飛んだネタを期待してしまう。
●とんとん(合格)
コント。合コンで会った人。相席スタートケイさんと横澤夏子のユニット。アラサー独女のケイさんと若くして結婚する横夏というリアルとほぼ同じ設定のコント。そのままと言えばそのままだけど良い組み合わせだと思う。
フリップ。うんこを英語っぽく言う。面白いし受けてたけど流石に通らないと思う。
漫談。私だけでしょうか〜どうでもいいですよ。R-1初代王者とは思えない位受けてなかった。新世代の若手見本市みたいな予選会で見ると古さが際立つ。
●チークちゃん
フリップ漫談。口紅。オチを言った後にやや受けでもう一回同じことを言うという仕掛けは良いと思う。
●ヒコロヒー(合格)
コント。生け贄。演技と台本で見せる一人コント。シンプルで分りやすくて発想が素晴らしい。決勝候補。
●ガンバレルーヤ(合格)
コント。タレントの自撮り撮影。絵のインパクトが有り爆発力もあった。ほぼよしこのピンネタだったけど。
●どんぐりパワーズ(合格)
コント。肥満外来。トップクラスの受け。ここも絵のインパクトが強く、とにかくシンプルなので決勝向き。
●みかん
ネタ時間は4分。MCははりけ〜んず。各組一言感想。
●バーゲンセール
嬉しい事があった時。アラサー女性の嬉しい事(妄想)を言ってサンバで祝う。詳細は思い出せず。
漫談。医療ドラマ〜恋愛ドラマ。等身大のシンプルな漫談。コンスタントに受けていた。
●小林アナ
リズムネタ。早口言葉をリズムに乗せて思いの丈を言う。独身アラサー女性のあるあるで共感を呼ぶ良いネタだと思う。ただ、早口言葉で長文を捲し立てるという形が難しく感じられるかもしれない。
●Aマッソ(合格)
コント。タレント。今年のKOC準決勝で掛けていたネタ。展開や動きが少なくやや地味に感じられるけど、加納さんのつっこみフレーズの鋭さや掛け合いの妙で笑いが積み上がっていく面白さがある。
●コーるモッチ
コント。転校生。一回戦のネタはすごい良かったんだけど、二回戦のネタは飛びすぎてよく分からなかった。一回戦と同じキャラクターの方が良かったかもしれない。
●岡部麟
絵描き歌。一回戦と同じネタ。4分ネタ対策がしっかり出来ていて、一回戦よりネタのクオリティが上がっていた。天丼ネタで4分は難しいと判断して様々なバリエーションを盛り込んで来たのは素晴らしいと思う。
●小泉ポロン
マジック漫談。積みマジ。家にある使えないマジック道具を紹介するネタ。一回戦の時同様にクオリティが高く、受けも持続していた。一回戦と同じテーマでありながら別のマジック道具を紹介していたのも良かった。落語芸術協会に所属しているとの事。
●おかずクラブ(合格)
コント。政略結婚。テレビで何度かやっているネタ。テレビのネタ番組で見ると他との比較で落ちるけど、このレベルの二回戦なら相対的に通ると思う。
●女優ですから。
コント。女優の楽屋。ショートコント形式で女優の日常を描く。たぶん、芝居の雰囲気からして舞台女優さんなんだと思う。芝居の上手さに加えてキャラクターの付け方、4人が一斉に足を組み直す印象的なブリッジなど、演出面が良かった。コメディの演劇を見ているような感覚。
●あかまる
漫才。辞める部員を引き留める。漫才やコントでよくある設定で、内容も特に個性的という事はなかったけど、漫才が上手く、外す箇所も無く、コンスタントに受けていた。ボケの人の演技が特に上手い。
●ぼたもちハイビスカス(合格)
コント。お嬢様とボディガード。かなり漫画的だけど、このビジュアルならこのくらい漫画的な方がしっくり来て良いと思う。「あまりに早すぎてゆっくりに見える動き」というのはよくあるボケだけど、演技とキャラクターが良くて結構笑った。
●ドス恋戦士M
漫才。外国人にモテる条件。明るさがあって良かった。
●もこちゃん
漫談、替え歌。50代の素人のおばさんが息切らしてハアハア言いながら喋って歌って踊るというのを全力でやるんだから面白いに決まってる。音楽と歌が大幅にずれたり、台詞の後半が息切れして聞き取れなかったりと言う、素人芸ならではの面白さではあったけど。人柄の良さも伝わって来て、楽しい時間だった。
コント。クレーマー。旬が少し過ぎたとは言え、八幡かおるが小池百合子のものまねネタをやるならもっと面白くしないとダメだと思った。そもそも髪型を変えてしまったら似なくなるのは、考えて欲しかった。
●本日は晴天なり
コント。スーパーハードボイルド女。一回戦の2分ネタでは時間が丁度良くて勢いで見れたけど、4分でじっくり見ると同じ事を倍の時間ただ繰り返してるだけで淡白に見えた。
●ソノヘンノ女
リズムコント。結婚間近。アラサー独身女性の間違った努力とそれをひたすら全肯定するというポジティブなネタ。エンタ芸人っぽいネタ。自分は結構良いと思った。
●福士奈央
コント。栃木のクレーム解決。カモシカが栃木に関するクレームに答えて行くという何だかよく分からない不思議な世界観のコント。栃木ネタのリアルさ、ヘンテコな世界観、BGMの使い方が良くて無名芸人としては考えられないほどの受けを取っていた。追記。SKEの人だった。
●スパイク
コント。旧友との再会。小川さん演じるメンヘラキャラが妙にリアルで面白かった。支離滅裂なボケをメンヘラキャラに押し込めた事で流れ全体が自然に見える。オンバトの頃は漫才をやってたけど、コントの方が断然いい。ネタのクオリティは文句無しだけど、ゴールデンタイムのネタ番組でメンヘラキャラが引かれないかどうかの判断はあると思う。
漫談。偏見。徹底したヒール振りで、キャラを演じてるというより素のまちゃまちゃが憂さ晴らしをぶちまけるような内容の漫談。ステージ上で着替え始めたり、警告音に文句を言ったり、受かる気ゼロで格好良かった。
●くどうあやこ
コント。放課後の告白。平野ノラ系のなつかしワードを盛り込んだコント。
●ゆいここ
漫才。イケメン〜しゃべる家電。女子小学生漫才コンビ。素人の女子小学生らしい、等身大の自然な会話の漫才ですごく良かった。JS版猫塾みたいな雰囲気がある。ボケの子の手振りやポージングの付け方がすごく良い。自分は漫才において、身体の動きは重要だと思ってる。テンポが明らかに早すぎたのでここでバッサリいかれるかもしれないけど、将来性やスター性を感じる。
●ハルカ
歌ネタ。分かり合えない人。オリジナルソングで友達になれない苦手なタイプを歌う。割とありがちな切り口ではあったけど、見せ方が良かった。
●とくこ(合格)
コント。森尾由美のお茶濁し。森尾由美になり切って架空の冠番組を演じる。森尾由美というチョイスに笑ってしまったけど、流石に「森尾由美のものまね」と言われてもなかなかピンときづらいものがある。ネタ自体は良かったけど。
●さちまる
ものまね/コント。ふとっちょクイズ。前半にあったものまね部分が本日の瞬間最大風速。ただ、クイズネタになってからやや、ありきたりに感じられる所はあり、合否は微妙な所。
●アユチャンネル
漫談。彼氏を作る方法。ハイテンション漫談。元気で明るさがありネタも面白かったんだけど、4分で見るにはちょっと内容が薄かったかもしれない。
●TEAM BANANA(合格)
漫才。傷つけない表現。女性の内面の黒さを全面に出したネタ。ボケの子はかなり黒いけど、つっこみのぽっちゃりした人がぽわーっとしてゆるキャラみたいな雰囲気でコンビの調和が取れてバランスが良く見える。女性の内面の黒さを描いた漫才は、他に競合相手が少ない事もあるけど、TEAM BANANAが今若手女性漫才師で一番面白いと思う。
●宮川家の女達
ショートコント。宮川家の子供、母、祖母による家族コント。会場は何故かかなり受けてた。宮川花子の演技力というのか存在感は有無を言わせないものがあった。二回戦は通るだろうけど、流石に決勝で見るには古臭すぎるとは思う。意外と決勝映えする気もするけど。
●ハルカラ(合格)
コント。早退。テレビで見たネタ。事前に「ハルカラは決勝で見るのに丁度良いコント」だと思ってたけど生で見てもそう感じた。二人の仲良さげで息ピッタリの掛け合いを見ているのが楽しい。
●沙羅
コント。ラーメン屋。一人三役でそれぞれものまねで演じ分ける。ものまね自体は上手いし面白いけど、コントとしてのまとまりは無かった。
●メルヘン須永(合格)
フリップ+ものまね。事件。自分の体感ではメルヘン須永が一番よく受けていたと思う。導入から爆笑だったし、フリップも一つ一つしっかり受けていた。ただCMやテレビ番組や企業をネタにしてるから、上げてそのままやって問題ないのかは分からない。
●石出奈々子(合格)
コント。ジブリっぽいコンビニ店員。去年のR-1準決勝ネタで少し違う箇所もあった。自分はこのネタが好き過ぎるのでとにかくもう一度生で見る事が出来て良かった。改めて面白いし幸せな時間だなーと思っていた。
●まとばゆう(合格)
歌ネタ。手短にまとめたい。映画、ドラマ、アニメの内容を歌に乗せて短い言葉で伝える。分かりやすくて良いネタ。悪意や偏見ネタをやる人は他にも多いけど、短くスパッと言い切るのが小気味良い。
●赤プル
漫談。茨城〜旦那の話。ほのぼのしていて良かった。
●マリア
漫才。世の中に伝えたい事。身の回りの出来事や人に対して文句を言う漫才。マシンガンズの事を思い出しながら見ていた。
●紺野ぶるま(合格)
コント。浮気。今年のABC決勝ネタ。当時はあまり意味が分からなかったけど、改めてじっくり見てようやく面白さが分かった。起業の話に行く件がちょっとズレる感じはするけど。