ポイズンガールととろサーモン4分新作漫才寄席

ライブの感想。ポイズンととろサーモンがそれぞれ3本ずつ新作漫才を披露。うち1本は「お酒を飲んだ状態で作ったネタ」という条件つき。それぞれについて簡単に。ポイズンガールバンド。短いネタを見たのは久々だったけど、やっぱり凄かった。客が偏ってるせいもあるけど、シュールなのに爆発的に受けるのが凄い。阿部ちゃんがパワフルなアホになってたり、「中日」のネタなんかはお互いボケの漫才だけど、今回披露したネタはきっちり分担していて、シュールだけど分かりやすい内容になっていたり、M-1の頃とまた違った面白味が出て来てる。「中日」や「漫画」の頃からネタのクオリティが一切落ちてない。寧ろ今の方が面白いかも。とろサーモン。最近、久保田さんが好きでしょうがない。ゲスくて病んでて悪口言って僻んで…という最近のやさぐれキャラがものすごく好き。2本目にやったネタはそういう今の久保田さんのいかついキャラクターがもろに反映されたネタでものすごく面白かった。ただ設定がちょっとややこしいかなあ。今回やった3本のネタはどれも、喧嘩腰で相手を言い負かす掛け合いに熱があって引き込まれた。こないだの漫才Loversのネタなんかは淡々としてるなあと思ったけど。「お酒を飲んだ状態で作ったネタ」は、ポイズンはものすごくシンプルで淡白なネタでやや滑り気味で、とろサーモンはポイズンの倍くらいの時間やってて後半だれた。後半のトークコーナーでとろサーモン久保田がやっているライブ「やさぐれ芸人会」の話になって、前回はピース綾部の悪口を言うコーナーがあったと聞いてすごい行きたくなった。