作者が福島第一原発で働いた時期の事を描いたルポ漫画。ノンフィクションのルポルタージュなので漫画としては至って地味だけど、「福島第一原発の最前線は今どうなっているのか?」という素朴な疑問の答えとして、情報も細かく具体的に書かれていて興味深い内容で読み応えはある。作業員の会話がギャンブルと女の話が中心で、リラックスタイムに煙草という、原発の事故現場であってもどことも変わらないおっさんの平和な日常が描かれてる所にほっとさせられる。とにかく淡々と事実を描いてるのが良いな。2巻も買おう。
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニング KC)
- 作者: 竜田一人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/04/23
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (31件) を見る