第45回NHK上方漫才コンテスト

Aブロックの感想。

ゆりやんレトリィバァ。コント。女スパイ。

今年のR-1で披露したネタを一分差し替え。一個一個面白いんだけど、ものすごく面白い所というのは一個もないような感じ。

タナからイケダ。漫才。OLのうわさ話。

お題から嫌な予感がしたけど、自分が一番苦手なタイプのネタっぽいネタで、誰かが既にやっているような件が多くてかなり退屈だった。こういう特徴の無いネタは一番感想に困る。去年良かったんだけどな。

インディアンス。漫才。大阪の女。

ベタすぎる関西人を過剰に描いたキャラクター漫才。あるあるっぽいネタからはみ出す、ハイテンションでパワフルなギャグにインディアンスの持ち味を感じた。そんな絵に描いたような奴はいないというデフォルメされたものもあれば、大阪のおばさんがリアルに言いそうな一言ネタもあったり、ハイテンションで押し切るのかと思いきや、虚ろな目で落ち込む件があったりとネタに幅があり面白かった。

Bブロックの感想。

バンビーノ。コント。呪文。

何度か見た事のあるネタ。賞レースっぽくないネタかなとも思うけど、それを言い出したらバンビーノは全部そうだからな。KOCでやったハグゲームよりは分かりやすい内容で良かったと思う。犬の鳴き声が上手い。

プリマ旦那。漫才。野村家のオカン。

あんなに演技力を見てくれ、って前振りされたらどう見ていいのかよく分かんなくなるな。実際の母親をモデルにしたネタのようなのでリアリティは感じるけど、ものすごく変わってて面白いお母さんなのかというとそうでもなく、普通というか、関西のおばさんってこんな感じだろうなあとしか思えない。そもそも大阪のオカンネタってのが今更どうなのと思う。

アキナ。漫才。野球部。

これも何度か見たネタ。シンプルに丁寧に作られてて、落ち着いて見てられる。アキナの漫才は優しいのが良いんだよな。ほっこりする。ブーメラン饅頭おかしかった。

決勝の感想。優勝はアキナ。

インディアンス。漫才。ハモる、ダイエット。

1本目と比べると類型的な漫才に感じた。後半のダイエットの動きネタ辺りかららしさが出て来たと思うけど。あの何だかよく分からない田渕くんのギャグがもっと聞きたかった。

アキナ。漫才。刑事の取り調べ。

一言の件が少なかったのが寂しかったけど、初めて見るネタという事もあって新鮮で面白かった。今回は山名さんのほんわかしたとぼけた雰囲気に嵌ってしまって、ずっと可笑しかった。