第46回NHK上方漫才コンテスト

ファイナリストの6組は以下。

Aブロック

プリマ旦那 ●ミキ ●バンビーノ

Bブロック

●トット ●アインシュタイン ●ゆりやんレトリィバァ 

各組個別に簡単な感想。

 

プリマ旦那(漫才「遅刻しない方法」)

まあちょっと設定なんだったっけ?っていうような漫才だったな。話が飛躍し過ぎというか。仲良さげなのは良いと思うけど、BL風のネタって男はどう見ていいものか困る。

●ミキ(漫才「結婚式」)

オールドスタイルの漫才だけど、つっこみのメリハリとワード、ネタの構成が巧みで今回の6組の中では突出してた。兄を慕う弟の雰囲気がネタから自然に出てたのが微笑ましかった。

●バンビーノ(漫才「つかみ〜鬼ごっこ」)

漫才らしさはないけどバンビーノらしさに溢れる明るく楽しいリズムネタ漫才。個人的には1本目のネタの中ではミキの次に好きだった。

●トット(漫才「シェフを呼んで欲しい」)

導入はTHE教科書漫才という感じで全然入り込めなかったけど、中国人キャラが出て来た辺りから空気が変わった。個人的にはこういうカタコトの外国人ネタって特段新しいものでもないからそこまで嵌らなかったけど。

アインシュタイン(漫才「ロックミュージシャンになりたい」)

キャラ武装しないネタの方が面白いネタをやれそうな気がする。こういうネタならアインシュタインじゃなくても別に良いと思えてしまう。まだまだ全然足りない。

ゆりやんレトリィバァ(リズムネタ「テンパった時の対処法」)

R-1ぐらんぷり決勝での3分よりこっちの4分の方がパフォーマンスがじっくり見れて楽しめた。結構動きのネタなんだなと思った。Bブロックはゆりやんに投票してたかな。

 

ブロック勝者のミキとトットによる決勝戦。

 

●ミキ(漫才「兄弟を交代したい」)

 良かったけど、自分は古臭い印象の方が強く残ってしまった。

●トット(漫才「中華料理屋の宣伝」)

一貫して中国人キャラだったのがシンプルで見やすかったのと、もっともらしいCMの雰囲気が良くて個人的には1本目のネタより好みだった。後半ほとんど八つ橋のネタで、そこがもうひとつ弱かったのが残念。

NHK 大阪放送局 | 「第46回NHK上方漫才コンテスト」