引き続き各組の印象等。今年は2本目がみんな面白かった。ファイナルステージに進んだ上位5組は、かもめんたる、タイムマシーン3号、かまいたち、ライス、ジャングルポケット。
ヒッチハイクのコント。1本目に続き、かもめんたるらしいサイコ野郎なコント。自分は笑いやすさで言えば2本目の方が好きだった。やっぱりかもめんたるは会話のネタが面白いんだよなあ。自分が審査員だったら一番高く付けてたかもしれないけど、こんなネタが優勝なのは嫌だなあとも思う。点数が思ったほど伸びなかったのは、笑いの量だろうな。
演技の練習のコント。このネタや漫才ネタの「落語の練習」のように関さんが器用で芸達者という所が主要なボケになってるネタはあんまり好きじゃない。漫才を見てれば上手いのは分かるから。とは言うものの隙間無く笑いを詰め込んでいて何が何でも観客を楽しませるサービス精神は1本目と変わらず満足度は高かった。松ちゃんが93点付けたのは何かすごいと思う。
ホームルームのコント。昔からやってる有名なネタだけど、面白いネタは何度見ても面白いんだなと思った。先生がパンツを隠すシーンが好き。旧作という事もあるし、なんとなくこじんまりした印象も受けるので優勝ネタかという目線で見るとちょっと物足りなさはある。
●ライス
喫茶店で水をこぼすネタ。ネタ設定に自分はあんまり嵌らなかったけど、後半追いかけ回すシーンがハイライトになっているのを見て優勝を確信した。なぜか関町さんの方がパニックになるのが可笑しい。とはいえ、次のジャンポケも良くて、本当にどっちか分からなくなったけど。
余命宣告を受けるコント。これも以前テレビで見たけど、その時から「このネタをKOCに持って来たら勝てるかもしれない」と思っていた。自分はこのネタが優勝ネタでジャンポケがキングでも全然違和感はない。おたけが空気という意味では従来のジャンポケの範囲だったかもしれないが。設楽さんの意図は分からないけど、結果的に売れっ子のジャンポケが敗れて、実力がありながら世に出られなかったライスが優勝出来たのは良かったんだと思う。
