にちようチャップリン お笑い王決定戦2018 6月大会④(第56回)

 

阿佐ヶ谷姉妹(漫才「不動産屋」)88票

やさしいズ(コント「病院の屋上」)94票

ラフレクラン(コント「告白」)90票

四千頭身(漫才「気に入っているつっこみフレーズ」)74票

全力じじぃ(漫才「中年」)78票

霜降り明星(漫才「宇宙人」)86票

 

 

 

各組一言感想

 

阿佐ヶ谷姉妹

志村けんが言う所の待ってましたの笑いで、みんなが見たいと思ってる阿佐ヶ谷姉妹の漫才を完璧に演じて受けているのが素晴らしい。強いて言えば、歌とダンスが多くて、何の話をしているのか、テーマが伝わり難い所がある。

 

やさしいズ

前回のネタは細かい部分が気になってあまり入り込めなかったんだけど、今回は気になる所がなくて良かった。新しい人達が世に出て売れて行く瞬間に立ち会ったような受け方で、今年のKOCが期待出来る仕上がりに感じた。自殺を説得するネタってよくあるけど、こんなに止める意欲がなく、それが自然に見えて却って良いというコントは他になかなかないと思う。

 

ラフレクラン

双子ネタはありふれてる感じがあったけど、後半の急展開はドラマ性があって良かったと思う。リアリティを考えると有り得るのかというのはあるけど、ラフレクランのポップな世界にそれを持ち出すのは野暮かもしれない。

 

四千頭身

斬新で非凡な発想だと思うけど、自分達のネタのフレーズを題材にするのは早過ぎるという気がして、あまり入り込めなかった。

 

全力じじぃ

阿佐ヶ谷姉妹と同様に、独自の芸のスタイルを確立させているコンビ。パターンが決まってるけどそれをお客さんが望んでいてしっかり受ける。幅広い層に受け入れられる芸風で、知名度が上がればもっと受けるだろうし、何かのきっかけでブレイクするか、そうでなくても大きなステージへステップアップしていくと思う。

 

霜降り明星

一個一個のボケ、つっこみは面白いけど、全体で見ると話がブツ切りなので、瞬間瞬間は面白いんだけど、ストーリーが頭の中で思い描けない所は引っ掛かる。

にちようチャップリン:テレビ東京