Aブロック
●岡野陽一(コント「餃子」)
●サツキ(漫才「ファン対応」)
●かが屋(コント「演劇の面接」)
●納言(漫才「キャバ嬢のスカウト」)
●Gパンパンダ(コント「消防点検」)
Bブロック
●畑英之(コント「催眠療法」)
●宮下草薙(漫才「ドライブ」)
●さんだる(コント「路地裏の定食屋」)
●や団(コント「ウェディングプランナー」)
Cブロック
●ザ・パーフェクト(漫才「マツエク」)
●吉住(コント「動物と話す少女」)
●馬鹿よ貴方は(漫才「カラオケ屋」)
●ザ・マミィ(コント「うさぎのうーちゃん」)
●寺田寛明(フリップ「月がきれいですね」)
●ファイヤーサンダー(コント「呪いの館」)
ファイナルステージ
●納言(漫才「引っ越しの挨拶」)
●さんだる(コント「恋人が倒れた」)
●ザ・マミィ(コント「霊媒師」)
●かが屋(コント「大人になる」)
ネタのタイトルは便宜上適当につけた。あとで見返した時に思い出せればくらいのことで。お笑いホープ大賞〜ハーベスト大賞の流れを汲む音事協主催の賞レースで今回が初回。項目別に感想。
●大会について
ホープ大賞、ハーベスト大賞は地上波での放送がほぼなかったと思うのでまず地上波で放送してくれた事がうれしい。ファイナリストの顔ぶれも東のABCと言って良いくらいにフレッシュで最先端のグループばかり。KOCやM-1がベテラン、中堅でかなりの椅子が埋まって、本来賞レースは若手芸人の為にあるべきだろうと感じていた部分があるので、こんな賞レースを待っていたように思う。ネタ時間は各組4〜5分くらいあって、それが良くも悪くも結果に繋がっていたように感じる。フジテレビらしい変な演出も無く淡々とやっていた。佐野瑞樹アナとBGMうるせーなという感はあるけど、それもまあ緩くてフジっぽくて良いのかも。
●かが屋について
自分は暇な時にyoutubeでかが屋のネタ動画を見漁るくらいのかが屋のファンだけど、正直今回の二本のネタはやや期待外れに感じた。KOCだとシビアに笑いの量を見られる所があるからネタ選択次第では厳しい事になるかもしれない。ハートフル系に振れ過ぎると下位に沈んで印象が薄いという事になるし、そもそも今回の二本では正直決勝も厳しいのではと思ってしまった。
●岡野陽一について
他の芸人の誰かの感想で書いたことだけど、一般受けはしなくても固定ファンがついて食えていけるタイプというのを岡野さんにも感じた。今回のネタはかなり好きだった。
●納言について
自分が一組選べと言われたら納言。地名ディスの間違いが多いのは気になるけど。
●宮下草薙について
いやすでにこんなに売れっ子だとは。確かにテレビでよく見るけど。ただM-1決勝という雰囲気は感じなかった。
●畑英之について
初めて見た。見ている時は特に何も感じなかったけど、あとあと思い返した時に印象に残っている。
●アイロンヘッドについて
関西のコンビらしいシンプルでベタなコント。設定は突拍子も無いけど、やり取りの一つ一つは「ドリルすんのかい」に通じるものがある。一個のポイントに焦点をあてて、物語を展開させていくコントは美しい。
●ザ・マミィについて
1本目のネタは特に面白かった。優勝は妥当だと思うけど、さんだるに投票したリーダーの感覚も分かるのは、ザ・マミィの二本目に関してコントで拳銃が出てくると冷めるというのはある。勿論シチュエーションによるけど急に絵空事っぽく感じられてしまう。
●さんだるについて
酷い目に遭わされて困惑して笑顔で悲しんでいるようなあの表情が良い。もう片方の人がクールな雰囲気でその対比が良い。