映画「脳内ポイズンベリー」

だめんず・うぉ〜か〜」×「回復スパスパ人間学」みたいな内容の恋愛映画。「あなたは好きだけど、あなたと居る時の自分が嫌い」って相手の何が好きなのか意味不明だな。一緒にいて楽しくなければ好きにならないと思うんだが。しょうもない痴話喧嘩ばっかりしてるし、恋をして楽しい!という雰囲気が全く無いので、ヒロインに感情移入ができない。その雰囲気が上手く描かれていれば恋愛ものって成功だと思うんだけど、案外難しいのかもしれないな。一番良くて印象に残ってるのは、ヒロインが過去の恋愛話をする件。あのシーンは自然に切なくて良かった。擬人化された脳内会議の様子は楽しかったけど、もう少しギャグが無いときついかもしれない。吉田羊がキーキーわめいてるばっかりだった印象。