引き続き感想&10点満点の採点。
●キャプテン渡辺
漫談。100点の答え。対応に困る事を言われた時の切り返し方を教えるネタ。安定感があり、一つ一つのネタが面白かったんだけど、クズ漫談ほど強烈なものはなく、印象は薄いかもしれない。7点。
コント。ものまねアンドロイドの点検。生で見るのを楽しみにしてたんだけど、やっぱり初めてテレビで見た時の衝撃には及ばなかった。ネタ自体も決勝に行った時から殆ど変わってなくてガッカリした。時間も経ってるからもっと新しい事をやっているかもと期待してたんだけど。6点。
フリップ。どっちも言いそう。2種類の人間が共通して言いそうな台詞を言うネタ。どの台詞も共感できて、感心してしまうような質の高いネタだった。マイルドさんのガラの悪いキャラがネタと上手くリンクしてた。9点。
●パーマ大佐
歌ネタ。僕なりの森のクマさん。テレビで何度もやってるネタだけど、生で見ると結構面白かった。よく出来てる良いネタだなあと思う。繋がった後、あんまり笑い所がないのは気になる。6点。
コント。最後の夏の大会。何年か前にテレビで見たネタ。折角なら新ネタが見たかったけど、この場に持って来るのがよく分かる、良いネタだと思った。あばれる君はあんまり好きじゃないけど、一人で舞台に立ってコントをする佇まいに存在感があり見応えがある。正統派で尚かつ、独自の型になってる。7点。
●おぐ
コント。デート。決勝に上がった時のネタと殆ど同じだったな…。面白いしほっこりするけど、進化が見たかった。6点。
コント。日本語講座。いつ作ったネタなのか知らないけど、古臭かった。バーテンのネタは面白かったんだけどな。5点。
●サンシャイン池崎
心理イェイ。心理テストのネタ。とにかく訳が分からないネタで何が面白いのかさっぱり分からないけど結構笑って楽しんで見てた。頭おかしいけど、明るい馬鹿って感じで悪いやつじゃなさそうなのが憎めない。7点。
●横澤夏子
コント。プロポーズ。ゼクシーのCMみたいなもんで、特段オチがあるわけでも斜め目線があるわけでも毒がある訳でもなく。正直分からなかった。5点。
●ルシファー吉岡
コント。小学校の先生。受けとネタの完成度で考えれば、決勝有力どころか優勝候補に挙げたいくらいだけど、全編下ネタなので判断がどうなるか難しいところ。子供との掛け合い、下ネタ自体も他愛も無い小学生的なノリだからそんなに引かれないと思うけど、やっちゃったという空気になりそうな気もする。8点。
●永野
ピカソとゴッホに捧げる歌〜前すみません〜変態おじさん。3分で3ネタというのがどうなのか。やっぱり1本ネタが見たい。6点。
コント。テンパった時の対処法。「ツギクルもん」でやってたネタ。東京会場では音声トラブルがあり、ネタがまともに聞き取れなかったので採点不能。「ツギクルもん」で見た限りでは決勝有力候補。
●藤崎マーケットトキ
フリップ。女性、男性、親族を別々に笑わせる。ネタのアイディアは斬新だと思ったけど、フリップネタ自体があんまり面白くなかった。6点。
●ラフ次元梅本
歌ネタ。受験英語。受験英語の訳で洋楽を和訳して歌う。去年の準決勝のアナ雪と比べると、ネタになってる歌がややマイナーで数が多かったので、笑いどころが分散してるような印象を受けた。リッキーマーティンの歌とか信じられない位下らない歌詞で面白かったけど。6点。
コント。いじめられてるか分からない。フリップを使わないネタ。最初は暗いネタは厳しいと思ったけど、「いじめ」というテーマであるほど暗い内容ではなく、ほっこりする部分もあり、笑いも大きかった。フリの暗さをオチが全部超えて行く面白さがあった。ここも決勝の可能性ありそう。6点。
●中山女子短期大学
歌ネタ。同級生。これも「ツギクルもん」で見たネタ。パフォーマンス性が高いので案外決勝向きかもしれない。7点。
●藤崎マーケット田崎
コント。授業中。正統派の作り込まれたコントで良かったけど、笑い所がやや弱かったり、既視感を感じたりする所はある。6点。
●ナオユキ
漫談。いつもの店で。質が高く、味わい深い漫談だったけど、過去に見たネタだったので別のネタが見たかった。NHKの番組で見た時も思ったけど、長尺で見たくなる。7点。