笑わせたもん勝ちトーナメントKYO-ICHI(FNS27時間テレビ フェスティバル!④)

12組の芸人がネタで競うコンテスト形式の番組。あまり期待してなかったけど、新ネタが沢山見れて結構楽しめた。各組について軽く感想。

 

●バンビーノ

コント。新聞勧誘。リズムネタコント。どことなく「ダンシングフィッソン族」をリアルな設定に置き換えたような内容。夏らしくて楽しくて盛り上がるコントで良かったと思う。

●ニューヨーク

漫才。ヤンキー。テレビで何度もやってるネタなので初見のネタが見たかったなと思ったけど、後半のヤンクミや金八が出てくるパターンは初めて見る件でなかなか面白かった。自分ならAブロックはニューヨークに入れてたけど、バンビーノが勝つだろうなと思った。お馴染みのネタだから投票しなかったという人も結構居たんじゃないかと思う。

ゆりやんレトリィバァ

コント。ピアノの発表会。ものすごくベタでシンプルなネタ。自分はピアノに入る前の絵に描いたようなベタベタなボケがどうしても好きになれない。

●チョコレートプラネット

コント。パンダ。引いちゃってた観客の反応が全て。これはやっぱり生理的に気持ち悪いし怖いと思う。

 

Aブロックは、バンビーノ32票、ニューヨーク13票、ゆりやんレトリィバァ29票、チョコレートプラネット29票でバンビーノの勝ち抜け。

 

●馬鹿よ貴方は

漫才。英語と算数。一貫してダークな世界観のネタで自分好みだった。間を詰めてお題に沿ってボケて行くシンプルな形が見やすく、よくやっているコント漫才よりも楽しめた。「カレー屋」のネタは別格として。

サンシャイン池崎

1分で「となりのトトロ」を説明する。ネタにもよるけど、あんまりサンシャイン池崎のネタって何をやってるのか理解出来ない事があって今回のやつもよく分からなかった。

ジャイアントジャイアン

漫才。蚊。雑学漫才。オーディエンスの反応に臨機応変に対応してたのが良かった。「へーじゃなくて笑って」と言ってもそういうネタをやっておいて無理言うなとは思ったけど。

●どぶろっく

歌ネタ。高倉健になりたくて。バカバカしいネタで理屈抜きで笑えた。この人達は「あらびき団」の頃からやってる事は一緒なんだけど、色んなアイディアと良い歌を組み合わせてずっと楽しませてくれる素晴らしい人達だと思う。

 

Bブロックは馬鹿よ貴方は28票、サンシャイン池崎24票、ジャイアントジャイアン18票、どぶろっく30票でどぶろっくの勝ち抜け。

 

●我が家

コント。ものまね。随分前から何度もテレビでやってるからこの空気で見たいネタでは無いな。

●ミキ

漫才。スターウォーズ。オールドスタイルの正統派漫才で特に魅力は感じなかったけど、他3組の有名所がみんな旧作ネタを持って来た事を考えるとミキに入れたくなる気持ちも分かる。ベタだけどパワフル。

●しずる

コント。シナリオ。確かに面白いネタだけどあまりにも有名すぎるネタで、ガッカリ感の方が強かった。しずるのコントって「レッドシアター」の頃から理屈っぽくてどうも苦手に感じる所がある。

ラバーガール

コント。不動産屋。これも有名な旧作ネタ。Cブロックの中で一番楽しく見れたのはラバーガールだった。

 

Cブロックは我が家13票、ミキ37票、しずる16票、ラバーガール34票でミキの勝ち抜け。ブロック勝者のバンビーノ、どぶろっく、ミキによる決勝。優勝はミキ。

 

●バンビーノ

コント。測定。ネタのシステムが分かり難かった。

●どぶろっく

歌ネタ。松岡修造になりたくて。1本目のパターンをなぞりすぎて意外性が無かった。全然違うネタの方が良かったかもしれない。

●ミキ

漫才。ボーリング。1本目のネタより好みだった。つっこみの熱量がすごい。ネタ自体も面白いけど、ヒートアップして行く演技が良い。ノリつっこみが多いんだな。