にちようチャップリン お笑い王決定戦2018 8月大会④(第65回)

 

●アジアン(漫才「大人の人」)86票

●ストレッチーズ(漫才「大家さん」)88票

●我が家(漫才「格言」)90票

●井下好井(漫才「10回クイズ」)92票

●アキナ(コント「三択クイズ」)90票

アインシュタイン(漫才「美容師」)96票

 

 

各組一言感想

 

アジアン

アジアンの漫才はボケが小ぶりに感じる。隅田さんをいじるタイプのネタだと馬場園さんのボキャブラリーの豊富さが際立って面白いけど、自分は容姿いじりや、相方いじりというのはあんまり好きじゃないので、そっちのネタでも、うーんとなってしまう。

 

ストレッチーズ

意地悪な見方をすれば、テーマや題材がいかにも若者らしい所に計算が垣間見えて、あざとさを感じなくもないけどその辺もふくめて今の若者らしい漫才コンビなのかもしれない。ネタの発想が面白いし、ボケの子の素朴なキャラクターがいい。売れそうな雰囲気がある。

 

我が家

我が家の漫才、それもローテーションではない新しい形という事で期待して見てたけど、自分は嵌らなかった。谷田部さんの自虐ネタが中心のネタで、こういうネタはグループ内の格差がはっきりしてるなら分かりやすいけど、我が家って三人ともどんぐりの背くらべ状態だから分かり難く感じた。加えて相方をいじるタイプのネタは内側に向いてる感じがして好きになれない。

 

井下好井

ネタの発想が面白いし演技が安定してて見やすい。何より内容がシンプルで、誰が見ても楽しめるものになっているのがいい。ただ前回のネタもそうだけど、きれいにまとまりすぎてて人間味だったりこのコンビの個性が見え辛いのは物足りなさを感じる。

 

アキナ

座って喋るだけという設定でも二人のキャラクターや関係性が浮かび上がってくるのはさすがだなと思う。点数は95くらい取ると思ったけど、意外と伸びず。文句無しに良かったけど、お金の貸し借りをクイズを通して行うというのは、あまり無い事で感情移入し難いと感じる面はあった。

 

アインシュタイン

いなださんの強烈な個性にネタが負けてない。グイグイ引っ張って行くいなださんの演技がのりまくっててすごい。ここは今年のM-1決勝当確くらいに考えて見ていこうと思う。前はもっと教科書漫才的な、ベタ過ぎるという雰囲気があった。

 

にちようチャップリン:テレビ東京