M-1グランプリ2020 決勝予想

いつもこういう賞レースがあると決勝戦の予想をするけど、ピタリと当たった試しがない。加えて、今年の予選はYoutubeの動画しか見ていないので、いまひとつ掴み切れていない。ただまあそれはそれで、引いて冷静に見れる所はあるかもしれない。

 

ファイナリスト9組

 

ウエストランド ●マヂカルラブリー ●おいでやすこが ●見取り図 ●錦鯉 ●オズワルド ●ニューヨーク ●東京ホテイソン ●アキナ 

 

ウエストランド

ここはどんなに受けてハマっても最終決戦に行かない気がする。悪意が強いので好みが分かれるし、河本さんの魅力と言うのはなかなか伝わり辛く、「井口さんがほぼ一人で喋ってる」という印象に映って、受けとは裏腹に点数は付きにくいと思う。ウエストランドに関しては、「ウエストランドM-1決勝に行ったんだー」という感慨が深くて、未だ慣れていない。

 

マヂカルラブリー

ここは、エキセントリックな漫才が売りで好みの差が生まれやすいから、どうしても点数が付かないと思う。ただ初M-1の年よりも、認知度が上がって受け入れられやすい状況になってきている。予選のように場を荒らして最終決戦まで駒を進める激アツ展開を見てみたいけど予想からは外す。ウエストランド、マヂラブに限らずだけど、点が伸びなくても魂のこもった一世一代の漫才を見て「むちゃくちゃ面白かったなー。いつも以上に」と思えるようなパフォーマンスを期待している。

 

おいでやすこが

二回戦の動画を見ただけだけど、順位は別として大会後に一番話題になるのはおいでやすこがになると思う。審査員の意識として、ピン芸人のユニットというのは高評価し辛いと思うけど、「停滞気味のもやもやした会場の空気を一変させた」という展開になれば、上位3組に残る可能性がある。

 

見取り図

自分はあんまり見取り図にハマってないので、受けるけどあまり印象に残らず7位とかそんなイメージしか湧かない。初決勝の時は集大成的な漫才、2回目の決勝の時は容姿弄りというテーマがあったように思うけど、今年はそういうものがあるのか、シンプルな掛け合いのしゃべくりで正面突破するのか、結果はともかくとして戦い方に注目をしている。

 

錦鯉

メディア露出や認知度があがったとはいえ、出ているのは「にちようチャップリン」とか「ネタパレ」とか言わばお笑いファンしか見ていないような番組なわけで、世間一般の認知度はまだまだ低いので、鮮度があり大きなインパクトを残すと思う。巡りあわせ次第で優勝もあると思ってる。トップとか引かなければ。

 

オズワルド

正統派しゃべくり漫才。今年のABCを見る限りではハマれば優勝もあると思ってる。

 

ニューヨーク

ニューヨークはコントのイメージが強くて、昨年のM-1も変則的なネタとはいえ最下位だったので、自分の感覚だけで言えば8位とかなんだけど、準決勝の評判がやたら良いので予想に入れたい。KOC準優勝の波も勘案して、最終3組に残ると予想。

 

東京ホテイソン

東京ホテイソンは、テレビで漫才をするのがここ数年日常化しているので、爆発しても4位とか5位とかで落ち着きそうなイメージ。

 

アキナ

ここが一番わからない。実力的には優勝してもおかしくないんだけど、「アキナはコンテストだと空気になりやすい」というイメージが払拭できないので、予想からは外す。THE MANZAIの頃の形式のネタは苦手だったのであれじゃなければいいやという位。

 

 

敗者復活戦出場者

 

●キュウ ●ダイタク ●カベポスター ●ロングコートダディ ●コウテイ ●ニッポンの社長 ●タイムキーパー ●ゆにばーす ●滝音 ●学天即 ●からし蓮根 ●ランジャタイ ●インディアンス ●祇園 ●金属バット ●ぺこぱ

 

 

敗者復活戦

現行ルールだと9割方、ぺこぱになると思う。以前のように予選順位が発表されて下位からネタ披露というルールでぺこぱが3番手とかだったら、他が勝つかもしれないけど。他で考えれば、金属バット、コウテイ。ただこの辺はストレートで行って欲しかった。ファイナリスト経験者という所で言えば、インディアンス、ゆにばーす、からし蓮根。この3組は実力は申し分ないけど、人気や知名度という所で考えると、難しいように思える。ぺこぱがもし外した場合は、全く読めない。

 

決勝順位予想

 

1錦鯉

2オズワルド

3ニューヨーク

4おいでやすこが

5東京ホテイソン

6敗者復活戦勝者

7マヂカルラブリー

8アキナ

9見取り図

10ウエストランド