まず敗者復活戦の出場予定者
●ヨネダ2000 ●ニューヨーク ●カベポスター ●マユリカ
ヨネダ2000
THE Wの結果や受け止められ方が好感触で尚且つ、THE Wで披露していないネタでずば抜けた受けを取れば勝ち上がりもあるかも。まあここは結果よりもいかに爪痕を残すかが勝負だと思う。3回戦のどすこいのネタしか知らないけど、個人的にはこういう感じが理想と思えるくらいに好みの漫才なので、一番楽しみにしているくらい。
ニューヨーク
準決勝のネタだと難しいような印象を持っている。まだ手の内が明かされていない中でなら勝てそうなネタという雰囲気を感じた。
カベポスター
ここも準決勝のネタだと難しい感じがする。カベポスターとかキュウって、小説とか文章を読むような知的な面白さがあって、それが魅力なんだけど、M-1で見ると真面目でおとなしくて優等生的に見えてしまう感じがある。キュウの昨年のネタは、知的な遊びでありながら、小学生的なバカバカしさがあって、突き抜けてたと思うんだけど。
マユリカ、久々に準決勝まで駒を進めたんだから爪痕を残して来年につなげてほしいと思う。
ハライチ
隠し玉があれば怖い存在。
準決勝のネタは好きだった。ただ敗者復活戦で勝ち上がるネタというより、ストレートインして8位9位くらいになりそうなイメージ。
見取り図
準決勝のネタをやれば知名度や人気もあるしここが一番強いと思う。
独特で面白いけど、やはりコントの人たちというイメージがあるので勝ち上がる雰囲気はない。
正直今年の準決勝を見て「なんでM-1予選審査員はアインシュタインを推すんだろう」と不思議に思えてきた。いわれるほど、人気や露出もないと思うし、ここは難しそう。
金属バット
ここは毎年のように敗者復活戦で勝ち上がりを期待してるけど、芸風的にストレートイン向きな気がする。ここで「プリクラ」持ってくるくらいの奇策を期待したいけど、過去ネタを引っ張ってくるコンビは殆どいないし、特に金属はそういうタイプに思える。ただ生真面目に準決勝のネタをやらなくてもいいんじゃないとは思う。
ダイタク
ここも上げるならストレートなんだろうけど、今年の準決勝のネタは跳ねるかもしれない。どうしても双子ネタって内輪っぽく感じられる所があるのが気になるけど。あと身もふたもない事を言えば自分はダイタクがそれほど好きじゃないのでネタもそんなに面白いと感じられない、みたいなところがある。
からし蓮根
過去ファイナリスト、わかりやすい正統派という事でなくはない気がするけど、こことさや香はファイナリスト経験者とは言え、全国的な知名度が低いのが引っ掛かる。
ヘンダーソンの今年のネタはすごく好き。知名度がない分、ネタの独創性、システムで補ってる。決勝で見たい漫才だと思うけど、敗者復活戦を勝ち上がる漫才という感じはしない。
キュウ
ここは決勝を期待されているコンビだし、ネタ選び次第では抜ける可能性があると思う。
アルピー、金属は、面白さもあるけど見ていてドキドキさせて欲しい存在。他にないオンリーワンスタイルの漫才をやっている。準決勝のネタは自分はちょっとわかりにくいと感じたけど、修正したりネタを変えたりすれば、他と差別化ができている分有利かも。正直、勝ち負けよりも祭を盛り上げてほしいなーと思う。
ここが不気味なのは、評判が高かった準々決勝のネタを準決勝でやらなかったこと。準々決勝にやったというネタを持ってくれば過去ファイナリストだし、票が集まるかも。
自分の予想は
◎(最有力)見取り図
△(可能性あり)金属バット、キュウ、ニューヨーク
×(大穴)ヨネダ2000、ハライチ
一日たって冷静になって考えてみた結果
◎(最有力)見取り図
〇(有力)ニューヨーク
△(可能性あり)金属バット、東京ホテイソン、ヨネダ2000