ドキュメンタリー赤もみじの「道程」#1~4

自分が感じたことは

 

村田さんはかなり前の段階から解散を決めてたと思う。おそらくスタンドfmの公開放送かもっと前か。その意志は揺るがなかった。

阪田さんは解散を回避したかった。赤もみじを良くして、賞レースで勝って売れたかった。ただそのために取った阪田さんの行動は、すべて裏目に出た。

自己弁護、他者への不満ばかりで、葛藤してる村田さんの気持ちに寄り添う事が出来ず、阪田さんは最後まで自分を変える事ができなかった。

 

巻き込まれた形のディレクターがバッシング対象になっているのは可哀相だ。もう始めから解散が決まってて詰んでる企画だった。ディレクターに限らず、周囲の芸人からもできれば続けてほしいという思いはあって、再結成というハッピーエンドを期待して、そちらに振っている印象はある。解散しそうな有望コンビを見てディレクターが止めようとするのはドキュメントとしては大☓だけど、心情としては理解できる。自分は、ひつじねいりの細田さん同様、「村田逃げて!」「解散しろよ」と思うけど、近しい立場にいて、実際に接していれば赤もみじ再結成に向けてバイアスがかかるのだと思う。一般的に言えば、無名の若手コンビだけど、近い将来のM-1ファイナリストを期待されたコンビだったし、M-1優勝というのも決して非現実的な話ではなく、あり得たと思う。

#1の阪田さんが一人で語る動画を見ると、阪田さんの考えが正しく共感するようにも感じるけど、#2~3で他の芸人仲間から話を聞くと、阪田さんのやり方が大きく間違ってるように感じられて、#3の村田さんの話、#4の二人の話し合いを聞くと答え合わせになる。

配信は今日このあと見る予定

追記。ライブの配信見た。最後の最後に、凄い漫才を見せてもらったけど、リアル喧嘩を反映させたネタを笑う事に対する複雑さもある。論破王とエモつっこみという漫才は新しくて個性的で可能性を感じるけど、何もかも遅すぎた。せめてYoutubeが活動休止になった事の元凶だった自分の言動を省みて、村田さんに再結成を懇願し続けるドキュメントだったら僅かに再結成の芽があったかもだけど、終始、元凶は相手方にあると責め立て続けるドキュメントだから、見てる人の大半は、そりゃこんな感じで言われ続けたら村田さん心折れるしスランプになるし休止するよなと同情する内容だった。

自分はこの生々しい一連のドキュメンタリー企画が凄く面白かったし、有望な若手の一組くらいにしか認識していなかった赤もみじを深く知ることができた。赤もみじの漫才を見た時に気付いていなかった、村田さんの圧倒的な才能、人間的魅力に気付かさせてくれた。こんなに色気のある芸人さん、今他に居ないかもしれない。阪田さんに関しては、村田さんにとった言動や、この一連の流れをYoutubeに上げるという暴挙も含め、とんでもないやべー奴という印象しかない。ただこのやばさというのも広い目で見ればお笑いとして面白いんだけど、相方や周囲の振り回される人はたまったもんじゃないだろうなと思う。

 

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