第17回 山-1グランプリ 前編

 

・いぬ(コント「万引き」)

・オーサカクレオパトラ(漫才「寿司屋」)

・ミスター大冒険。(特技「10秒チャレンジ」)

・スパイシーガーリック(コント「ゾンビ」)

虹の黄昏(コント「ハイジとクララ」)

・マリーマリー(漫才「正義のヒーロー」)

 

 

今回は全体的に良いメンバー、良いネタで満足度が高かったけど、前半のトリ、マリーマリーが全部かっさらって行った感じがした。昨年のおもしろ荘に出た時も面白いコンビだと思ってたけど、今回の方がガツンときた。とにかくえびちゃんの表現力と振り切ったキャラが良いという事に尽きる。キャラは押してるけど、漫才コンビとしての良さを感じる。いぬは、おそらく昨年KOC二本目予定のネタ。こっちでも良かったと思える出来。ミスター大冒険。の角刈りの方、顔とか声が桶田さんに見えた。スパイシーガーリックのこのネタ何度かテレビや舞台で見てるけど、見るたびに細部に違いがあり、このネタを大事にしてるんだなあと思うし、このネタを既に見た事がある人でも楽しめる工夫は素晴らしいと思う。もはやどのバージョンがベストなのかはわからない。ショートネタ仕様じゃなくてがっつり流してくれたのも嬉しかった。虹の黄昏、相変わらずの芸風で、でも見たことがないパターンのネタで、受けもあったけど、他のメンツが強すぎてこんな芸風でこんなネタなのに、あまり目立てなかった。まあハイジや餓狼伝説とか言われても、若い人ガン無視なので、そんなの関係ないと突っ走るのが虹なんだけど、跳ねなくてもしょうがないのかなと思う。いつもかまぼこ体育館がやってた動き、あれ餓狼伝説が元ネタだったんだと勉強になった。オーサカクレオパトラも素晴らしくて、西のオーサカクレオパトラ、東のTOKYO COOL、全世代にウケるコテコテベタネタ漫才の若手代表格と言っていいかもしれない。

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!|日本テレビ