これだけ激強なメンツを32→16→8と削っていく事なんてできるのかと思えるほど、強力なメンバーが揃った。名前を見て、あっ落ちたんだと思ったのは、チーモン、三拍子、磁石、イシバシハザマあたり。自分が観覧した回に関して、この選考結果は意外と感じた組は一組もいない。2丁拳銃となすなかは、正直少し厳しいかなと思ってた。なんとなく予選で感じたのは、落ち着きや貫禄ではなく、殺気とスピードが優先されるような気がしてたので。殺気とスピードというのは、M-1優勝者やファイナリストとガチで渡り合える漫才をやっているかどうかという事。なので寄席っぽいというレポートが上がってる組は、今後の予測として△つけておいてもよさそうな気がしてる。あと今回のモダンタイムスのような、悪ふざけのようだけど爆笑取るしめちゃめちゃ尖ってる漫才を上げた所は注目ポイントで、これもどういう漫才が優先されるかという話と繋がってくる。
32→16にしろ、16→8にしろ、8→1にしろ、こんな難しいジャッジメントを誰がやるのかというのが現在、この大会の一番の関心事になっている。個人的にはよく話に上がっているように、受けに準じたオーディエンス投票が納得感があり一番良いと思ってる。作家などが審査するのは32組の絞り込みまでの可能性はあると思ってる。ネタの評価は高いけど受けがついていきづらいかもめんたるなんかはこれ以降苦戦しそうな気がする。今後の推移によっては、M-1グランプリ2023を喰ってしまうくらいの盛り上がりを見せるかもしれない。