「もしも『『THE MANZAI』決勝最後の3組にレイザーラモン、スパローズ、エルシャラカーニが残ったら」

コンテスト形式でのTHE MANZAI終了を受けて、芸歴15年以上の人達が中心となって開催された、THE MANZAIのパロディ企画ライブ。ライブタイトルにあるようにシナリオありきの出来レース。WC決定戦はオーディエンス投票で決まったとの事。以下、主な出演者と各組一言感想。

 

(Aブロック)レイザーラモン / なすなかにし / モグライダー/ 磁石

(Bブロック)オジンオズボーン / どきどきキャンプ / 三拍子 / エルシャラカーニ

(Cブロック)風藤松原/ドドん / スパローズ/WC勝者(ヤーレンズ)

(ワイルードカード)アイデンティティ/インデペンデスデイ/オキシジェン/ぐりんぴーす/ざしきわらし/サッチ/ジャイアンジャイアンピーマンズスタンダードマヂカルラブリー三日月マンハッタン/ヤーレンズ/ゆったり感

(MC&アシスタント)あべこうじ / ウエストランド・井口 / かもめんたる・槇尾 / 横澤夏子

(審査員)しあつ野郎(オール巨人) / タイムマシーン3号・関(秋元康) / 花香よしあき(天野ひろゆき) / プラスマイナス・兼光(大木こだま)

(VTR出演)松村邦洋ビートたけし

 

レイザーラモン。フォーは面白い&ボディビルとベストボディの違い。レイザーラモンは面白いってより盛り上がるって感じだな。今回やった2本のネタはどっちもそんなに良くなかった。2本目のネタはプロレスと格闘技の違いの劣化版みたいな内容だったし、RGもあんまり受けてなかったと言ってた。

エルシャラカーニ天体観測&ダウンロードとインストール。2本とも面白かった。テレビで見るより面白く感じたのはネタ時間の問題なのかホームグラウンドだからなのかネタの精度があがってるのかは分からない。新ネタを作り続けてるだけあって、同じようなタイプのネタでも新鮮で面白かった。

スパローズ。20年&タイガーウッズ。あんまりネタ変わってなかった。吉本批判の件は可笑しかった。

なすなかにし。CM前のコメント。振り返ると一番面白かった。シンプルなボケとつっこみの掛け合いはやっぱり見やすい。M-1ちょっと期待してる。

モグライダー。坂本龍馬。むちゃくちゃ面白かったけどどう評価していいのか分からない漫才なんだよな。

磁石。特技。一本の話の流れに沿ったしゃべくりネタで見やすかった。ずっと面白いから平坦な印象になっちゃうけど。

オジンオズボーン。桃太郎。このネタは賛否ありそうだけど好きだった。篠宮さんが終始何を言ってるか分からないネタ。いつかテレビでやって欲しい。

どきどきキャンプ。サッカーと野球の間。たとえ漫才じゃ無いネタ。ボケとつっこみの区分が分かり難いコンビは自然に見えて良いんだけど、集中してみないとついていけなくなる。

三拍子。山手線の駅名を歌に乗せて言う。後半に掛けてグングン面白くなる構成力の高い漫才。会場の一体感がすごかった。

ドドん。仏教クイズ。馴染みの無いジャンルネタの難しさを感じるけど、誰にでも分かる親切な作りで良かった。ややマイルド過ぎて印象が薄いけど。

風藤松原。初デート。古いネタだし切り貼りっぽい作りで設定が不自然だし全然ダメだった。好きなコンビなのに。

ヤーレンズ(WC勝者)。肉じゃが。面白かったけど印象が弱かった。ここもボケつっこみの区分がハッキリしない東京っぽい漫才。

 

その他。オール巨人中田カウスの審査員ものまねはお笑いファン的にたまらなく可笑しかった。ガチ審査でやった方が緊張感があってもっと面白かった気がする。