●ますだおかだ(漫才「テロップ〜通販番組」)
●流れ星(漫才「幼なじみ」)
●ナイツ(漫才「人違い」)
●阿佐ヶ谷姉妹(漫才「フィットネスクラブ」)
●次長課長(コント「弟子入り」)
●ニッチェ(コント「抜き打ち視察」)
●中川家(漫才「結婚式」)
●タイムマシーン3号(漫才「デブ用ラジオ体操〜太い陸上〜デブニーランド」)
●ロッチ(コント「催眠術師・サカイティック中岡」)
●ニューヨーク(漫才「運命の出会い」)
●銀シャリ(漫才「恋人紹介」)
●ルシファー吉岡(コント「セクハラ」)
●ハマカーン(漫才「◯◯と言えば」)
●カミナリ(漫才「記憶力」)
●東京03(コント「蓄積」)
●ペンギンズ(漫才「ペット」)
●錦鯉(漫才「熱血教師」)
●かもめんたる(コント「ホームセンター」)
●U字工事(漫才「東北地方に参入する」)
●さらば青春の光(コント「金メダル」)
●スピードワゴン(漫才「BAR」)
■ドラマコント(「謎の女」「武・勇・伝」)
夜通しネタバトル
Aブロック
●卯月(コント「殴られ屋」)
●キンボシ(漫才「ボーリング」)
●世間知らズ(漫才「登山デート」)
●カナメストーン(漫才「悩み相談」)
Bブロック
●クーターシンカ(漫才「しりとり」)
●真空ジェシカ(漫才「論理クイズ」)
●ハッピー遠藤(「ショートコント」)
●TEAM BANANA(漫才「痩せたい」)
決勝戦
●キンボシ(漫才「クラウチングスタート」)
●TEAM BANANA(漫才「悪口が好き」)
気になった所をピックアップして
●ナイツ
前にも見たネタだけど時事ネタを扱ってるので内容が少し変わってる。次々と新たなネタの形式を生み出すのがすごいし、この形式はナイツのスタンダードになりえるとも思う。
●銀シャリ
過去の銀シャリの中で一番面白く感じたかもしれない。気に入ってる長いつっこみフレーズを3回も繰り返すという荒技が見れた。こういうのはライブならではだし、楽しそうに漫才をやってるのが伝わってきて見てる方も楽しくなってくる。
過去のネタが可愛く思えてくるくらいのひどい下ネタだったけど、ルシファーも過去ネタで一番良かった位に感じた。オチは嫌いだったけど。
2組まとめて。KOCの予選真っただ中という事で、勝負ネタを外した結果だと思うけど、2組ともいまいちだった。かもめんたるは「どこで笑っていいかわからない」、さらばは「一本調子で飽きてくる」というそれぞれの短所が感じられた。かもめんたるは単独で見た時よりも「やばさ」があまり伝わって来ず、単に忘れっぽいエセ関西人にしか見えなかった。さらばは二者の話が平行線のまま進んでいくので淡々と見える。着眼点は面白いけど。
●U字工事
このネタは2009年のM-1のネタだけど、いくらなんでも古すぎる。かもめんたるとさらばという現役バリバリのコント師に挟まれてそれが嫌に目立って感じられた。ベテランがたまのテレビ出演や賞レースで昔のネタをやるという事がよくあるけど、心底がっかりする。売れっ子で多忙とかならまだわかるけど、そうじゃないのに何故旧作持ってくるのか、不思議にすら感じる。
夜通しネタバトル
●卯月
今年のKOC準決勝まで残っている2年目人力舎のトリオ。ショートネタなので判断し辛いけど、若くて未完成な今の状態に魅力を感じる。将来性を感じるというのか。ここは案外、今年一気にKOC決勝進出という事もあると思う。
●キンボシ
2本目のネタの方が良かった。ボーリングのは靴の件とか分かり難かった。安定した正統派だけど癖がなさすぎるのが物足りない。
●世間知らズ
2人の雰囲気やキャラクターは良いけど、ネタや一発ギャグ的なやつがあんまり面白くない。M-1の1回戦にこんな感じのコンビいるなあと思ったら実際、去年1回戦でこのコンビのこのネタを観ていた。
●カナメストーン
ネタはともかく、つっこみの子のキャラが面白い。いじられて一気にブレイクの可能性ある。
●クーターシンカ
面白くて上手いけど印象薄い。
若い女性客ばかりの会場で謎の悲鳴が上がってたけど、これはまあしょうがないっていうか、ネタの内容じゃなくて話し方とか雰囲気で、そう感じたんだと思うし、自分はどちらかといえば若い女性客に共感する。ぼんやりしてるけど「なんか気持ち悪い」感じはする。そうなるとネタなんて入ってこないし、それは芸人さん側の問題だと思う。
追記。見返したらつかみで引かれてるのが全てだった。
●ハッピー遠藤
ネタ後にやったハッピー裁判がすごく面白かった。この人も売れそうな雰囲気。
●TEAM BANANA
会場のお客さんは仕込み丸出しの若くてイケてる姉ちゃんばかりだったんだけど、その会場の共感をここまで大きく得るとは思わなかった。1本目と同じネタを去年のM-1の一回戦で見て、そこそこは受けてたけど、絶対通るという感じでもなかったのを覚えてる。女性視点のネタを女性客が多い会場で披露して受けまくるという当たり前と言えば当たり前の現象にちょっとびっくりした。容姿を揶揄するネタはあんまり好きじゃないけど、それでもJUJUの件は秀逸だと思う。
真夏のお笑い夜通しフェス どぅっかん!どぅっかん! - NHK