●kittan(コント「恋の始まり」)
●まちむすめ(ショートコント「オシャレ女子」)
●エスファイブ(リズムネタ「ベジタブルファイブ」)◯
下克上ネタバトル
●エスファイブ(リズムネタ「ダンシングファイブ」)△
●桐野安生(コント「フルーツあるある〜野菜あるある」)△
エスファイブのパフォーマンスがあまりにも独特で素晴らしくて、桐野安生のチャレンジングなネタも印象が薄くなった。この人達はこの姿勢を崩さなければブレイクするチャンスが回ってくると思った。
●土佐兄弟(漫才「ラッキーなこと」)94票
●ザブングル(コント「上司と部下」)94票
●ものいい(コント「面接」)72票
●スーパーマラドーナ(漫才「侍」)94票
●たんぽぽ(コント「キャッシャー川村」)80票
●学天即(漫才「若く見せる」)92票
各組一言感想
●土佐兄弟
前回と同じ感想。
古いコントのパターンがいいと思っていただけに、このパターン崩しは自分はない方がいいと感じてしまった。
●ものいい
土佐兄弟みたいにきっちりストーリーを作り上げてくるネタを見たあとだとネタ振りや掛け合いが雑に感じる。
昔からやってる代表作でM-1でも披露したネタ。有名税を引いても満票に近い結果になると思われる出来だった。
●たんぽぽ
最近のネタは川村さんのセンスが爆発して面白いのでたんぽぽのネタを見るのが楽しみになっている。
●学天即
一個一個のやり取りは面白いけど、全体としてこじんまりして感じる所がある。
【早期購入特典あり】ドラセナ(DVD付)(B3サイズポスター付)
ゲスト漫才
●霜降り明星(漫才「ボクシング」)
●とろサーモン(漫才「あいさつ」)
●かまいたち(漫才「心理テスト」)
Aブロック
●さや香(漫才「さるかに合戦」)
●東京ホテイソン(漫才「入学式」)
●ラフレクラン(コント「カラオケ」)
Bブロック
●からし蓮根(漫才「ホスト」)
●ゆりやんレトリィバァ(コント「ロケのディレクター」)
●ファイヤーサンダー(コント「ダイイングメッセージ」)
Cブロック
●蛙亭(コント「犬と過ごす休日」)
●ビスケットブラザーズ(コント「オークション」)
●ハナコ(コント「再現」)
●たくろう(漫才「人間ドッグ」)
決勝戦
●東京ホテイソン(漫才「水族館デート」)
各組一言感想
●さや香
つっこみの人のベテランのような落ち着きがいい。今年もこのパターンで行くのかな。自分はチュートというよりダイアンの漫才を思い出す。
霜降りやホテイソンのネタってちょっと易しい所があって自分にはそれが物足りなく感じるのかなあなんて思う。フレーズ勝負のようで全体構成があるし爆発力もあって2組ともM-1決勝有力候補だとは思うけど。
意外と賞レース向きのネタだったんだなと。KOC審査員好みではないだろうけど。
何かしらの工夫がないとしんどくなるかもしれない。
●からし蓮根
ボケの子の存在感が増して来た。ネタのセンスは去年から変わらず非凡なものがある。バランスがいいし今回の中では一番M-1決勝に近いと思った。
やるならもっとひどくしてくれないと。
ネタの内容と容姿の雰囲気がすごく合っている。ナンセンスな世界は自分好み。
二本目のネタはKOCで上手く嵌りそうな予感。
●蛙亭
このあとのビスケットブラザーズもそうだけど、あらびき団やオールザッツ、昔のKOC決勝のような芸人受けするようなバカバカしさがあっていい。自分は二本目が好きだった。
コントは演出がすごく大事なんだなと思った。初見という事もあって自分にとっては印象的だった。後半物足りなさはあったけど。
●ハナコ
ありそうでなかった新しい発想のコント。ネタの性質上、仕方ないけど時間が掛かってしまうのはこういう大会だと不利。
●たくろう
オーソドックスなようでどこか異質で個性的。二人の持ち味の良さに加えてネタの内容が抜群に良かった。今年のM-1のダークホースになりそう。
●AMEMIYA(歌ネタ「でっかい男」)66票
●天竺鼠(コント「お見舞い」)70票
●たんぽぽ(コント「OLのランチ」)86票
●新作のハーモニカ(漫才「いけないんだ」)72票
●いかちゃん(フリップ「おむすびころりん」)78票
●学天即(漫才「小学生みたいな発言」)90票
●ピスタチオ(漫才「コンビニ店員」)72票
各組一言感想
●AMEMIYA
シンプルなあるある羅列ネタ。ドラマ性や裏切り、飛躍した展開がないのは昔のネタを知ってると余計に物足りなく感じる。
●天竺鼠
かなりエキセントリックな世界ではあるんだけど、天竺鼠がこのくらいぶっ飛んだネタをやるのは通常運転という感じがしてしまう。ここもかつてのネタと比べてしまう所がある。
●たんぽぽ
かなり古臭いスタイルのコントだけど、今の時代には新鮮に映る。川村さんの振り切れた演技がいい。
●新作のハーモニカ
HBBの漫才に活路はないように思うけど、HBB一本で勝負しているこのスタイルを続けていけば活路は生まれるのかもしれないと思う。
最近のピン芸のなんでもありな自由度の高さはすごいなと。これは評価とか点数の問題じゃなくて、いかちゃんの世界を楽しめるかどうかだけ。これを面白い面白くないの尺度で計るのは野暮だと思う。
●学天即
最初のお題で最後まで見たかったけど、触りがあって本題があるという形で不自然さはなかった。小芝居をつっこんでくれ、という件は淡々と進みがちな学天即の漫才に変化が生まれて良かった。
●ピスタチオ
白目漫才は喋り方や表情が特徴的で面白いという部分もあるけど、何とも言えない間合いだったり、言葉のチョイスだったり他にない独自のものがある。一発屋のような感じで売れたけど、若いコンビだしまだ漫才の内容が良くなっていきそうな雰囲気を感じた。