芸人ドキュメンタリー 下がり上がり 第2弾

松ちゃん&陣内がなかなか芽が出ない若手〜中堅芸人の相談に乗る番組。今回の相談者はソラシドと井下好井。

陣内が松ちゃんに「もしダウンタウンが今の時代にM-1などの賞レースに挑んだら、どういう戦略で望むか?」という主旨の質問をしていて、それに対して「必ずしも優勝は目指さない。えげつない印象を残す事に命を懸けるんじゃないか」と話してたのが興味深かった。確かにKOCでもM−1でも、独創性や革新性がないとそもそも決勝にすらあがれないし、あがったとしても存在を認識されないという感じはする。正統派で上手い人達は別だけど、そういうコンビってここ数年だとパンクブーブー位しか居なくて(NON STYLEはベタだけどスタイルは多彩なので除外)正統派スタイルで勝ち上がって行く事の難しさを感じる。

そういう意味でこの2組が披露したネタはこの大一番に掛けるネタとしてもうひとつだったと思う。つまらないわけでも下手なわけでもなくて印象に残り難い。トークは2組とも思ってた以上に面白かった。