Aブロック
●堀川絵美(コント「バスガイド」)
●ラフレクラン(コント「友達のいたずら」)
●インディアンス(漫才「海デート」)
●隣人(コント「ゾンビ」)
Bブロック
●ジュリエッタ(コント「保険」)
●かが屋(コント「イヤホン」)
●たくろう(漫才「カラオケ」)
●ゾフィー(コント「バイク事故」)
決勝戦
●ラフレクラン(コント「カツ丼課」)
●ゾフィー(コント「謝罪会見」)
かが屋、たくろう、インディアンスが特に面白かった。かが屋のこのネタは、笑いと言うよりドラマの印象が強いけど、ただそう言う事だけでもないでしょうという思いは常々あって、お笑いでもバカバカしくて笑う以外に「面白い」という感覚があってかが屋のコントはそこに刺さって来る。かが屋は、いろんなお笑いを見て来た自分くらいの世代にも新しくて、先が読めなくて、こんなコントもあるんだと思わせてくれる。たくろうとインディアンスは難しい所で、4分間ずっと面白いんだけどもう既に面白い漫才師と認識されているので、もっと凄いネタを期待して見てしまう。この二組はM-1ファイナリストの有力候補だと思うけど、決勝に残る姿は容易に想像できても優勝する姿があんまり浮かばない感じがするというか。ラフレクランの「カツ丼課」は最初に見た時バカバカしくてあまり入っていけなかったけど、オリジナルルールのネタを一から説明しながらドラマと笑いで紡いで分かりやすい形で提供するというのは高度な技術なんだと思った。