・子供を殺してくださいという親たち 13巻
これまであまり語られなかった実吉の過去回想編。知り合いのプライベートを覗くような感覚になった。
・さよなら絵梨
「チェンソーマン」は途中までしか読んでないけどこの作者の「ルックバック」も好みだったし、短編ものは面白いと思う。間の区切りがないので、没入感がある。カメラ越しに進む物語が「リリィシュシュのすべて」を思い起こさせる。「パーマネント野ばら」漫画も好きだけど、菅野美穂が演じた映画版も好きだった
・変な絵
雨穴の著作第二弾「変な絵」。こんなに面白いなら「変な家」も読まなきゃ。動画で出てるやつはほんの触りでしかなかった。バラバラに見えた話が一つに繋がっていく感覚が心地良い。「変な家」の映画化はいつなのか、1年以上経ってる気がするけど。ただ雨穴作品は本人がYoutubeで質の高い動画を作成していることもあり、別個に映像作品を作るのはかなり難しいというか、原作を継承した上で別の魅力も必要になるというのはかなりハードルが高いと思う。「変な絵」もそうだけど映像で見てみたい反面、イメージと違ったり、細かい設定を変えられたりしてストレスを感じさせそうな気もする。