箇条書きで感想
・Blu-rayで映像化されたライブは自分も生で観覧した。
・観覧した日のライブは手元に置きたいという気持ちはある。
・ライブDVDは普段あまり見ない。
・Blu-rayで音楽ライブを見たのは初めて。こんなに映像と音質が良いんだと驚い
た。
・ここ数年で、撮影録音の技術が格段に上がってるのか?
・ライブを生で見た時は2階席だった。ステージからかなり距離があり、視覚よりも聴覚の印象が残ってる。
・ライブDVDが素晴らしいのは、最前列で見るよりももっと近い距離で演奏を見る事ができる点。
・このライブのセトリは「jonathan」とか「IGNITER」とか自分好みではない曲もあるけど、「唄」「die」「MISTY ZONE」「凍える」など好きな曲もたくさんある。
・「異空」からだと、ワルキューレ、名も無きわたし、ヒズミ、太陽とイカロス、FALLING DOWNあたりが特に好み。
・「野良猫ブルー」はライブで見ていい曲だなあと思った。
・「Campanella」もあの明るい曲調で、子供のように歌うボーカル、歌詞の重みなど組み合わさってかなり独特、BUCK-TICKならでは。
・櫻井さんのボーカルは「さよならシェルター」が象徴的だけど、他の曲もボディランゲージが多く、歌詞の世界の登場人物になり切って歌い分けており、視覚的、演劇的、情念的。
・これほど存在感のあるボーカリストが抜けて、今後大丈夫なんだろうかというのは思う。今井さんの歌とコーラスはあくまで櫻井さんという本流があってこそのスパイスだと思うし、星野さんはマイペースに落ち着いて寡黙にギターをかき鳴らしてるイメージ。星野さんボーカル曲が増えていくとどんな感じになるのか想像がつかない。
・Blu-rayの方は櫻井さんの訃報を受けてから見たので、ライブで見た時と印象が違う。
・もともと生と死をテーマにして歌う事が多いバンドだけど、それにしても「太陽とイカロス」の歌詞、合間の今となっては意味深に聞こえるMC、「die」というセレクトを思うと、ご本人はもう長く活動できないことを悟っていたのではないかと思えてくる。大きな病気を何度も経験されているので、常にそういう思いを抱きながら活動していたのだろうと思う。
・年末の武道館は楽しみだけど、櫻井さんの映像や音声はもう使わないだろうし、昨年末の武道館で5人でBUCK-TICKを宣言してたから、ゲストボーカル的なものは用意しないんだろうし、昨年末以上にどうなるかわからないライブになる。
・5人でやってほしいとも思うけど、メイン格のボーカルが不在なままというのは不安でもある。歌声、ステージング、歌詞、容姿、どれをとってもかけがえのない存在だった。
・今後少しずつBUCK-TICKのライブDVDは買い集めていく。