以下セットリスト。よそ様のブログから勝手に引用。
(Opening S.E.)
M01. I'm lonely
M02. パラレルワールド
M03. SMILY
M04. ユメクイ
M05. busy lady
M06. shooting star
M07. laugh
M08. affair
M09. 羽ありたまご -エスプレッソ-
M10. reach for the moon
M11. MOONLIGHT (Rabbit)
(MC-1)
(M11-1. I'm lonely [TAKE-2])(※1)
M12. summer lovely days
M13. フフフ
M14. Is
M15. ラーメン3分クッキング
M16. 5:09a.m. -トニック-
M17. さくらんぼ
M18. 未来タクシー
M19. タイムマシーン
~ Encore ~
(MC-2)
M20(En-01). end and and ~10,000 hearts~
感想をグダグダと。大塚愛は昔から大ファンでライブに行った事もあるんだけど、今年出た新作アルバム「LOVE TRiCKY」は全編打ち込みのエレクトロサウンドに舵を切った作品で、アルバム単位で考えると今までで一番好きで繰り返し聞いてるお気に入り作で、何回か聴いた時点でこれはライブで多角的に体感しておかなければ後悔すると思い、チケット購入。
音楽のライブ自体、雰囲気が苦手であんまり行かないので最初は戸惑ったけど、とにかく2時間半の間、ずっと楽しくて高揚してた。いわゆるバンドものじゃない、クラブミュージックやテクノとは違うけど、エレクトロ系のライブに行くのは初めてで、予想以上に心地良かった。卓球さんのWIREとか行っても結構楽しめるかもしれない。
曲に関してはやっぱり最新アルバムの曲が全部格好良かった。定番曲になるとちょっとテンションが下がるくらい。定番曲はやっぱりオリジナルバージョンの方が良いなあと思った。ただ、元々暗い曲なのに更に重く、無機質になった「羽ありたまご-エスプレッソ-」やトランスっぽいアレンジがマッチしてる「5:09a.m. -トニック-」、十八番のコミック曲「ラーメン3分クッキング」、ロマンポルシェ。かと思うほどバックトラックがへなちょこな「さくらんぼ」辺りは良かった。
恋愛系のバラード、元気印のポップソング、脱力系のコミック曲、クール&セクシーなエレクトロ。色んな顔があるけど、どれも大塚愛で、素晴らしい楽曲でこの人は天才だなあとしみじみ思った。
しかし、新作アルバムはこれはシングルって曲は確かにないんだけど、テレビのプロモーションが一切なかったのは勿体無いよなーと思う。アルバム曲を歌番組で披露する事はできなかったのかな。「affair」、「I'm lonely」辺りをやれたらもっと外からの反応あったと思うんだけど、結局大塚愛が好きな人しか知る機会が得られなかったのは残念。ちょっとマニアックだけど、この路線が好きな人って、中田ヤスタカがこんなに売れてるんだから居るはず。特に「affair」の官能的なパフォーマンスはこの日一番良かった。
ビデオ収録のライブで、OP曲の「I'm lonely」のマイクの位置がおかしいという問題があり、MCの後に急遽取り直す事になるという珍しいハプニングがあった。DVDではおそらく綺麗に繋げるんだと思うけど、こういう場面に立ち会えたのは、ライブに来てたお客さんはラッキーだったと思う。
今回の制作チームで「LOVE TRiCKYⅡ」を作りたいという話もチラッと出た。このチームでアルバム1枚きりは勿体無いので是非作ってほしいと切に思うけど、次はまた全然別な方向に行っちゃうような気もする。
ラスト曲の後、泣いてるような表情を見せていたけど、こういうのをあざといとか計算とか言う人は絶対居るし、又聞きだと尚更だと思うけど、あの場にいてライブを見てた人間なら、あの思いは伝わると思う。最高のアルバムを作ってそれを完全再現した素晴らしいライブを演じたアーティストに対する感謝や喜びや楽しさ、そういうオーディエンスの思いが届いたんじゃないかなと思う。この人のライブはお客さんと一緒に作り上げて行くという面が大きいように感じた。
信じられない位長い文章になってしまった。今度はいつやるか分らないけどアカシックに行く予定。