桜井日奈子は以前放送された「バカ殿」でのバカ姫役を見て、一発でポスト優香の最右翼だと確信したけど、今回みたいに受け身の役ばかりだとポテンシャルを発揮しきれないような感じはある。まあ今後のバカ姫役続投は既定路線だと思うが。一過性の人ではない。今回の個人的ハイライトはミルクボーイの漫才と志村組の打ち上げ。ミルクボーイは番組に寄せてネタを作って、大当たりを続けている今の状態はすごいと思う。M-1後にこんな形で活躍した漫才師は過去にいなかったんじゃないか。
志村でナイト(2020.3.4)
何の前触れもなく、そば屋に新人アルバイトが入ってきて紹介されるシーンが描かれていたけど、もう一人のアルバイトである月香はどうなるんだろうという事が気になって仕方が無い。
「月香継続」なら「新人バイトを紹介するシーンで大将や女将さんと一緒に月香がいなかった点」がどうにも引っ掛かる。あまり良い予感がしないけど、次週が注目回である事は間違いない。高嶋香帆は不思議な存在感を示し始めてきており、今の志村組には欠かせないメンバーになって来た。志村関連でしか見る事が出来ないという事が却ってブランドを高めているような所がある。
「CDTV」が月曜22:00に進出、生放送の新音楽番組スタート
新しい音楽番組が始まるのはうれしいけど、深夜の「COUNT DOWN TV」は改名しないで欲しかった。「COUNT DOWN TV」という番組名は格好良いしブランドだ。若い人はピンとこないと思うけど、昔の「COUNT DOWN TV」はクールで格好良い番組だった。この格好良さについて説明するのは難しいけど、若いミュージシャンやマイナーなミュージシャンに光を当てる側面が今より強かった。月に1回100位までのランキングを放送していて、2,3秒しか流れない映像からそのアーティストや曲の事が気になって思いを馳せたりしていた。たった2,3秒、サビが流れるだけでも、良い曲って意外と分かるもんなんだよな。今は多分やってないと思うけど、あのコーナーが復活するなら見てみたいと思う。
最近見たテレビ
豆柴の2曲目、クロちゃんの方のやつ良かった。
佐藤仁美のモーニングルーティン動画が良くてなかなか消せない。
●NHKスペシャル「車中の人々 駐車場の片隅で」
debtonnさんのブログが大好きなので、興味本位で見てみたけど、思っていた以上にシビアな世界が描かれていた。高齢者や選択肢が他に無い所に追い詰められている人に対しては掛ける言葉すらも見当たらないというか。ほんのり自分の未来が透けて見えたような気も。
●バリバラ 「BLACK IN BURAKU」前後編
期待外れで退屈だった。前提情報はすっ飛ばして欲しかった。
NHK バリバラ | BLACK IN BURAKU ~アフリカンアメリカン、被差別部落をゆく~ 前編
●アメトーーク!「ザ・ノンフィクション大好き芸人」
「ザ・ノンフィクション」好きの友達とよく、バラエティや芸人さんと「ザ・ノンフィクション」の距離感は難しい、単にからかってるだけに見えてしまうという話をするんだけどその懸念通りの内容だった。とはいえ小出真保のアメトーーク!初登場回を見ないわけにもいかず。話はともかくパロディ部分は自分は正直しんどかった。
●土曜プレミアム・有吉ダマせたら10万円
第2回かな。こういう本当に面白い番組は特番でもいいので定期的に放送して欲しい。近藤真彦が跳び箱を跳べるかどうかだけで結構見れるんだから、バラエティはごちゃごちゃした演出は必ずしも必要なくて、シンプルイズベストな側面はある。相田みつをクイズは毎回やって欲しい。
ネタパレ 第130回
●ミルクボーイ(漫才「叔父」)
●かが屋(コント「難しい先輩」)
●KOKOON(「自己紹介」)
●納言(漫才「食レポ」)
●きつね(音曲漫才「キャッシュレス決済」)
●アイロンヘッド(コント「求人広告宣伝カー」)
●ジェラードン(コント「空手」)
ニュースターパレード
●サンシャイン(「ギャグおみくじ」)
●じぐざぐ(漫才「水戸黄門」)
●ダーヨシ(フリップ「労働者図鑑」)
●ランジャタイ(「カジキマグロ」「イカ」)
ミルクボーイはM-1優勝後にいろんな番組でネタを披露してるけどどれも面白い。特に今回の「叔父」のネタに関してはこれを決勝に持って来ても良かったんじゃないかと思わせるほど良かった。かが屋も相変わらず、いつも違うネタでいつも面白い。面白いだけじゃなくて味わいが深い。じぐざぐとランジャタイは本選からで良いと思うんだけど、いずれにしてもこれだけのメンツを揃える30分のテレビ番組ってすごいなと思った。