チョップリン単独ライブ そばかすをご飯にかけて下さい

以下ネタ演目。

1、師匠(楽屋あいさつ〜牛丼屋)2、合格発表 3、自由研究 4、銀行強盗 5、ボウリング 6、引っ越し屋 7、公園の不審者 8、いのちの電話 

 各ネタについて感想。

・師匠(楽屋あいさつ〜牛丼屋)

全然売れてない芸人の師匠を若手がいじる、という割とよくあるネタかなと冷静に見てしまった。

・合格発表

なんかこれもオーソドックスなコントで今回のライブがちょっと不安になってくる。小林さんのアレな感じが徐々に見えて来る感じは良かったけど。

・自由研究

このコントが一番シュールでシンプルで「チョップリンのコント」という感じがした。インパクトは絶大だし、とにかく頭に残るネタだけど、訳が分からないという反応の人も居るはずでテレビでやった場合どういう受け止めをされるのかよく分からない。KOCの場なら受けそうな気もするけど。

・銀行強盗

バカ2人が無謀にも銀行強盗を企てるというアメリカのコメディ映画のような分りやすいドタバタ劇。一応、ボケ役とつっこみ役に分かれてるんだけど、ボケ側の方に話を合わせて行くのでどんどん変な方向に転がって行くというものすごく自分好みのネタ。一番笑ったのはこれかも。このネタはまた別の場でも見たい。

・ボウリング

アウトレイジ」の世界をコントにしたという感じ。このコントでの小林さんのカツラが面白すぎて、話が進んで行っても目が慣れなくてずっと可笑しかった。

・引っ越し屋

これもチョップリンらしいシュールな世界観のネタ。自分は途中で飽きてしまった。

・公園の不審者

会話劇。あんまり細部を覚えてない。終わり方が演劇っぽかった。

いのちの電話

自殺をしようとする男がいのちの電話に相談するという重苦しい設定だったんだけど、いのちの電話のシステムや小林さんの淡々としたマニュアル対応ぶりが面白かった。ヒューマニズム溢れる良いドラマだし、笑えるコントだけど、おそらくテレビだと不謹慎とか暗いという理由でなかなかやれないだろうと思う。