ドリームマッチ2020

 

●千鳥大悟×ハライチ澤部(漫才「ジャンゴ」)

●バイきんぐ西村×サンドウィッチマン伊達(コント「占い」)

霜降り明星せいや×バイきんぐ小峠(コント「取り調べ」)

ロバート秋山×千鳥ノブ(コント「写真撮影」)

●ナイツ塙×チョコレートプラネット長田(コント「セミナー」)

サンドウィッチマン富澤×ナイツ土屋(漫才「漫才の練習」)

●ハライチ岩井×渡辺直美(コント「調味料の魔人」)

●チョコレートプラネット松尾×霜降り明星粗品(コント「友達の家」)

野性爆弾くっきー!×オードリー若林(コント「強盗」)

●オードリー春日×南海キャンディーズ山里(漫才「春日の凄さを伝えたい」)

 

 

気になった所だけ。大悟×澤部。なんとなく千鳥の「中世のヨーロッパごっこ」のネタを思い出した。なんとなく。ノブさんが言ってた辺り、途中から話がよく分からなくなってくる。秋山×ノブ。山本さんのシンプルなつっこみがあってこそのロバートだと思うけど、ワードで勝負するノブさんのつっこみとの掛け合いとも相性が良い。秋山さんがいつもより楽しんでいるように見えた。塙×長田。自分はこの2人のコントが一番好みだった。怪しいセミナーのネタって昔からよくあるけど、この2人の魅力がよく出ていて面白かった。グラフは長田さんのアイディアかなとなんとなく思うけど、ああいう子供じみたボケは自分は結構好きだ。長田さんのつっこみや台詞まわしは普通に喋ってるような自然さがあっていい。よくよく考えれば、長田さん主導のネタか。松尾×粗品。こんなの見たら霜降りのコントが見たくなるし、KOCとの二冠もあるのではと思う。粗品の才能は末恐ろしい。あと松尾さんのコント演技はちょっと狂気的な感じがして好きだ。生身の人間ぽくないというか。くっきー×若林。くっきーだったら何を出してももう驚かないと思っていたけど…驚いた。久しくテレビのスタジオコントと言えば志村けんの番組くらいしか見てないので、映像コントではないスタジオセットのコントでもこんな仕掛けを作って見せる事が出来るんだという事を思い出させてくれた。昔のバラエティの金の掛け方というか。その仕掛けがアイディアであり、ボケにもなっていて、アート的であり、お笑い的でもあるというくっきーならではの表現だと思う。ただ無駄にセットが豪華というのではなく、ネタに見合った立派なコントセットで丁度良く感じられた。岩井×直美のネタのセットや衣装もすごく華やかで良かった。くっきーが演劇を見せたかったというような事を言ってたけど、確かにこれは2時間あるアングラ演劇の一場面と言う感じだ。そしてその一場面を切り取ってコントとして見せてなにも説明をしないのがくっきーのセンスなんだなあと。

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