今一番見てほしい幻のネタのコーナーで披露されたネタ演目
●kento fukaya(フリップ「常滑貴史の合格発表」)
●お見送り芸人しんいち(歌ネタ「僕の好きなもの」)
●Yes!アキト(「ギャグ」)
●吉住(コント「政治家」)
●サツマカワRPG(「ショートコント」)
●ZAZY(「見慣れる時間の限界にチャレンジ」)
●寺田寛明(フリップ「幼児教育言葉」)
●渡部おにぎり(コント「入れ替わり」)
寺田寛明とkento fukayaはこのネタの方が決勝でやったネタよりも単純に受けたんじゃないかと思った。ZAZYのこういう悪ふざけ、深夜のライブ放送ならではという感じがして楽しかった。
トーク部分に関しては、ネタだけをしっかりやればそれでいいんだというスタンスの人がおらず、みんなトークバラエティを意識していたのが凄い良かった。吉住や寺田さんはこれまでどちらかと言えばそういう、バラエティの場で人見知りして黙ってるタイプだったけど、吉住はTHE W優勝して以降かなりバラエティに馴染んでいるし、寺田さんは以前は斜に構えてたけどそれはただ仲間に入りたいって言えなかっただけという内向性のキャラクターとしていじられポジションを獲得してる。そして、しんいちvsZAZYの喧嘩は勿論プロレスなんだけど、本当に仲が悪い、双方納得してないという成分が多いので、プロレスだけどガチでもあるというスリリングさがある。しんいちとZAZYの喧嘩というのが一つの商品になった番組だと言えると思う。R-1から売れっ子は出ないというジンクスがあったけど、ゆりやん、野田さん、ザコシショウ、小田さん、こがけん、粗品と純粋なピン芸人とは言えない人も多いけど、それでも近年のR-1ファイナリストからテレビで活躍するスターが数多く生まれているのは事実で、この良い流れに乗っていこうとする気概を感じた。特においでやすこがの影響は大きいと思う。