・紅しょうが(コント「喧嘩」)
・レーズンダイナマイト(漫才「アーチェリー」)
・マウンテンブック(漫才「賞味期限」)
・ベルナルド(コント「びっくり野菜コンテスト」)
・GO!皆川(「動物の神秘を手で表現する」)
紅しょうがって、令和のいくよくるよみたいな物なのかなと思いながら見てた。2人ともキャラが立ってるコンビなので、売れっ子ルートに乗っかってる。こういう漫才なのかコントなのか判別しずらいようなネタであってもそういう細かい事は気にせず楽しめてしまう、要は熊元プロレスと稲田さんの掛け合いであればいいっていう強さがある。
レーズンダイナマイトは初見だったけど、ワンフレーズネタだけどそのワンフレーズが強力すぎてハマってたので優勝は振り返ってみると当然の事のように思える。こういうネタでM-1などの賞レースは厳しいと思うけど、これだけの力があれば頭角を現してくるんだろうと思う。
マウンテンブック。メタっぽい構造のネタだけど、もうこの位のメタはお笑いファンだけが笑ってるというものでもなくなってきている。提供する側の質が上がってるし、受け手のムードも変わってる。寧ろ、10何組か若手が出てくる中で一組くらいはそういう色が欲しいという感じすらある。メタっていうか、謎解きみたいなものというか、なんとなく違和感があって途中でその違和感を指摘してネタにするという構造、システム。今後こういう形式のネタが大きな賞レースの決勝に上がる事もあるんだと思う。
ベルナルド。誰も注目してなかった賞レース「野菜-1グランプリ」で名を上げたコンビ。「さんまのまんま」に続いて山-1にも出てきた。アーティストに企業タイアップがついてそれをイメージして曲を作ってヒットした、みたいな効果が野菜-1にはあったのかも。一度これが出てくることで、今年も注目されるだろうけど、ピックアップされるとは限らない、たまたまベルナルドのネタが秀逸だっただけの可能性も高い。
最近、レギュラーのネタ番組を全く観てないせいもあると思うけど、知らない若手が沢山でて楽しかった。