THE SECOND~漫才トーナメント~ 開幕戦ノックアウトステージ32→16

過去ファイナリストは赤字表記

 

ダブルアート

タモンズ

ハンジロウ

リニア

ロビンフット

ななまがり

金属バット

母心

かもめんたる

ザ・パンチ

囲碁将棋

タイムマシーン3号

マシンガンズ

ガクテンソク

モンスターエンジン

ラフ次元

 

 

昨年ファイナリストからはたったの3組。かなり入れ替わった。有力候補だったテンダラージャルジャル、流れ星☆、東京ダイナマイト、ランジャタイあたりが落ちてる。組み合わせの妙もあるけど、それがタイマンバトルならではの選考なんだと思う。机上の空論だけど、300点vs299点の対決で、299点の組が敗退、200点vs210点の対決で210点の組が通過ということも構造としては有り得る。運に左右されやすく、ジャイアントキリングが起きやすいのは、予選が盛り上がって良い。準決勝の注目カードは囲碁将棋vsタイムマシーン3号。もうここが事実上の決勝戦まである。ななまがり、かもめんたる、ガクテンソクはM-1決勝あと一歩という所でラストを迎えたので、決勝に立っている姿を見たい。M-1に対する悔しさで言えば、決勝に行ったことがあるコンビも含めてみんなあると思うけど

 

タモンズ、金属バット、かもめんたる、ラフ次元ら「THE SECOND」ベスト16へ - お笑いナタリー

 

THE SECOND~漫才トーナメント~ - フジテレビ

 

この若手知ってんのか!?2024

 

「こいつは天才だ!」と一目置かれている芸人

 

1位 イチゴ

2位 ナユタ

3位 群青団地

4位 いろはラムネ

5位 都トム

 

 

「こいつはヤバイ」部門

 

1位 ポテトカレッジ

2位 村上、元気そうでよかった。

3位 十九人

 

 

何か持ってそうな女性芸人

 

1位 めっちゃ最高ズ

2位 忠犬立ハチ高

3位 足腰げんき教室

 

 

「これから化けそうな芸人」部門

 

1位 天明ブラウン

 

 

今のバラエティで活躍しそうな芸人

 

1位 サンタモニカ

2位 金魚番長

3位 素晴らしき人生

4位 凛凛パーカー

5位 ムカイワンダーランド

 

ゴッドタン:テレビ東京

賞金奪い合いネタバトル~ソウドリ~ 終了?

次回予告で「次回が最終回」って言ってるけど、3月26日の番組表に「終」のマークがない。終わるのか続くのかわからない。

この番組は前身の「有田ジェネレーション」が面白かったので、継続して見ていた。ネクストブレイクと言われる若手芸人は殆ど出たと思うし、有田さんが仕切る事で納得感もあった。ネタに関して余計な演出が無くて見やすかった。有り触れたお笑いネタバトル番組ではあったけど、王道の強みがあったと思う。「ネタパレ」や「にちようチャップリン」は競わないので差別化が図れていたと思う。ノブコブ徳井さんとのトークコーナー「解体新笑」はお笑いバトルの合間の箸休めとして見る分には良かったけど、ネタバトルを廃止して、解体新笑+若手ネタという番組構成になって、自分は全然見なくなった。M-1やKOCのネタ講評を聞くのは好きなのに、この構成は苦手だった。話が長いというのはあるし、番組として説明的になり過ぎる気がした。こういった講評を聞かなければネタの魅力を発見できないほど、ソウドリの視聴者のお笑い勘は鈍くないと思う。賞レースの審査員の候補としてよく名前が挙がる有田さんはともかく、ノブコブ徳井さんのネタ感想はあまり興味を惹かれなかった人が多かったと思う。その後、また一時的にネタバトルに戻したりしたけど、あまり見る気がしなかった。

個人的な印象として、この番組を見なくなった要因として、ネタバトルをやめた事と同じかそれ以上に大きかったのは、サヤノムラが卒業した事。サヤノムラとドン有田の拍子抜けするような掛け合いこそがこの番組の最大の魅力だった。NEWSコーナーで子供のように無邪気にボケ倒すサヤノムラは、面白かったしお笑いファンのおじさんにとっては癒しだった。ネタというのは、アドリブを織り交ぜるスタイルもあるけど、基本的には、台本に沿った作り物の芝居を準備して予定通りに行うことだ。自分はネタも好きだけど、ネタではないフリートークの掛け合いこそテレビの醍醐味だと思ってる。勿論ネタも生き物で、その時々で異なるとは思う。ただ、或る番組で披露したネタとほぼ同じものを他の番組で、ライブで、Youtubeで観られたりする。自分が今、ネタ番組をそこまで熱心に追いかけてないのは、またどこかで見られるかもしれないという思いがあるからだと思う。それに比べると、バラエティ番組のフリートークや企画ものというのはその瞬間にしか生まれない故の魅力がある。

何が言いたいのかというと、もちろんネタ番組が継続してくれるのはありがたいことだと思うけど、ただネタをやるだけの番組は退屈に感じるようになってきたので、ネタプラスアルファの独自性だったり、ネタ無しのお笑い若手番組がもっと生まれてほしいと思う。

最近見たテレビ

 

水曜日のダウンタウン #370

清春の説。難易度が丁度良くて面白い。清春登場のサプライズも丁度良かった。きしたかのも丁度いい。スタジオのガヤがうるさくてクイズが聞き取りづらいのは気になるけど、普段やっている番組構成をこの回だけ変えるのも変だから仕方ないのかなと思う。そして気になる次回予告

水曜日のダウンタウン|TBSテレビ

 

踊る!さんま御殿!!

水ダウの説に登場したあおぽん出演回。さんまさんとの相性はいいだろうと思ってたけど想像以上に良かった。本当に売れっ子になるかも。みちょぱ藤田ニコルのようなモデル出身で常識的で頭の回転が速いギャルと違い、2000年頃の素人ギャルのような素朴さがある。千葉の田舎の方から2時間以上かけて都心まで出向いてるというだけで、普段の生活の垣間見えて好感度あがる

踊る!さんま御殿!!|日本テレビ

 

ランジャタイのがんばれ地上波 蟲毒王完結編

売れっ子でありながら、攻めの姿勢を崩さないことで売れ続ける永野とみなみかわ、全く売れず尖り続けているエル上田、どういう立ち位置に居ても同じように自分が好きな芸人仲間という感覚で相対するランジャタイが良い。こういう良い番組が終了するのは本当に悔しい。「ネタをパスしないとテレビに出しませんよ」という風潮に風穴を開けるフリーダムな良い番組だった

https://twitter.com/ranjyatai_EX

 

関ジャム 完全燃SHOW BUCK-TICK特集

1時間丸々BUCK-TICK特集で、内容がすごく良かったと思う。BUCK-TICKを好きなスタッフが丁寧に作っていた印象を受ける。「DTD」から「キラメキの中で…」を選ぶ時点で、かなりコアなファンが番組作りの根幹部分に関わっているとしか思えない。BUCK-TICKをあまり知らない人向けであり、BUCK-TICKファンが見たかった貴重映像や、メンバーコメント、昨年末の武道館の様子まであり見応えがあった

関ジャム 完全燃SHOW|テレビ朝日

 

深夜のハチミツ 

きょんちぃとえびちゃんのダイエット企画。この2人のファンとしては結構楽しい内容だった。太ってても十分良いけど、ちょっと痩せたらグッと良くなりそうな2人。来週の後編が楽しみ。4月からは「有吉クイズ」の裏だけはやめてほしい。メンバー発表も気になる。秋から見てないけど、番組貢献度の高い順にレギュラーになるんかな

深夜のハチミツ - フジテレビ

 

・ランジャタイのがんばれ地上波!徹底討論!「がんばれ地上波」はなぜ終わる?

番組内でも触れてたけど、そりゃ桐野安生と本田らいだ~の喧嘩の仲裁企画なんて誰が興味あるの?って話だから、自分はこの番組大好きだし終わってほしくないと思っているけど、そういう姿勢の番組だったと思うから終わる事に違和感がない。パンクロッカーが生活に安定を求めるのは滑稽みたいな話で。それにしても最終回の討論会は本当にベストメンバーだと思う。5年くらいしたら、みんな売れっ子になって語り継がれる番組になると思う

https://twitter.com/ranjyatai_EX

 

ランジャタイのがんばれ地上波! 終王ノブ 最終回

良い最終回だったと思う。今後も何かしらの形で続けてほしい番組

https://twitter.com/ranjyatai_EX

R-1グランプリ2024

ネタの感想を一言ずつ

 

真輝志

分かりやすいネタで、トップバッターからかなり受けてる。トップでこれだけ掴んでたらそのままファイナルに進んでいてもおかしくない。この後の話に出てくるけど、ピン芸はみな命削って全身全霊をこめてやっているのはわかるけど、それがダイレクトに伝わるタイプの方が生放送の賞レースでは強いんだと思って、そういう部分に対して物足りなさは少し残るかもしれない

 

ルシファー吉岡

最後にアップになった時の表情がすごく良かった。ザコシショウが言ってたように、下ネタなしでキャラにバッチリハマったネタを持ってきたのは凄い。予選で見た時は、異性に相手にされていないという事を指摘しないまま話が進むのが気になったんだけど、もはやルシファーの存在だけで説明がついていて、加えて説明すると口説くなるのだろうと思った。今回は、なのか、本流は、なのかはわからないけど、少なくとも今回は、ルシファーの演技を見て、身一つで笑いを生むというピン芸が評価される流れを感じた

 

 

街裏ぴんく

以前に他のネタも見たことがあって、もう少しあり得なくはない嘘でも良かったのかなあと思いながら見ていたけど、ディティールの細かい描写と喋りの熱量でぴんくさんの世界に力ずくで引き込んだ。独創的すぎるスタイルの漫談で、夢の中のようなシュールな話を展開する。こういうネタに高得点がついて、受けも大きかったのは、お笑いファンとしてはたまらないものがある。ここ数年の下地作りというのもあるかもしれないけど、たまに深夜で見かける程度の露出で、ぴんくさんの漫談スタイルが正確に伝わったのはすごい

 

kento fukaya

kento fukayaのネタは、万人受けする分かりやすさがあるのが強みであり弱みであるなあと思う。モニターを使ったマッチングアプリネタを見たことがあるかと言われればないんだけど、ありそうなネタではあると感じさせる

 

寺田寛明

点数は伸びなかったけど十分面白かったと思う。芸歴制限がなければ最終3組に残れたくらいに。大喜利系は、コントや漫談、飛び道具が跳ねなかった時に相対評価で勝ち上がる事もあるというもので、審査員は評価し辛いんだろうと思う。流れが変わるような後半があるとかじゃないと

 

サツマカワRPG

一人芝居で周りの情景を想像させる要素が強い良いコントだったと思う。その想像させる情景がどこか夢の中のような淡さがあったのがまた良い。ストーリーがあってそれに沿った笑いが自然に配置されている。一人コント勢は、みんなそうだけど、4分にしたことでストーリーに深みが増してるし、オチへの流れが綺麗になってる。散々言われたカツラの是非だけど、あれがある事で、奇妙さが増して良いとも思うけど、本心で言えば、あれを見てマイナスの感情が働く人もいるから、無い方が良いとは思う。自分も怪奇の時にカツラを取って、ちょっとひいてしまって、改めて見ても若ハゲを笑いにするのは難しさが強いと感じた

 

吉住

またこれもすごいネタを持ってきた。絶対にありえないようなことではないけど、コメディらしく誇張していて、これがもっと大人しいと逆に怖くて、ポップにエキセントリックな女を演じてるから楽しめる。看板とか火炎瓶とか、分かりやすいけどやりすぎてない良いバランスだと思う。あまりリアルにして社会派コントになるのも意図するものからずれるだろうし

 

トンツカタンお抹茶

予選で見た時、これは決勝に行ったと思った。改めて見ると音楽のSEがかなりチープに聞こえる。歌声、こんな感じだったか、もう少ししっかりめのボーカルが入ってた方がよさそう。3分ネタ時代だったらもっとハマってたのかな。明るいお抹茶が最下位で弄りポイントになりそうだし、普通に来年以降も期待できるし、これで最下位というのが今年のレベルの高さを物語っている

 

どくさいスイッチ企画

マチュアがひとりコントで同率4位まで行ったんだから本当にすごい。ネタは受けてたし、マイワールドがある人だからここも来年以降常連になりそう。他にどんなネタがあるのか、今後どんなネタをやるのか楽しみ。今回の一発で終わりの人ではないと思う

 

最終三組

吉住。前半と後半でガラッとキャラを変える、でも別人ではなく、一人の人物の中に混在するキャラであり、まとめて人間を、女を演じているという雰囲気がある。このネタも社会派というか、人間の業を描いているようなブラックさがあり、ただただ楽しくて笑える無邪気さはないというのが魅力になっている。ここに票が入ったのも納得。

ぴんく。2本通して、今までに見たことがない、街裏ぴんくしかやっていない孤高の芸であるという所が評価されたんじゃないかと思う。淡々としがちなピン芸で、熱量とグルーヴ感を生み出したという凄みがある。

ルシファー。ウイニングランには十分な出来、分かりやすいネタで受けもついてきてたしこれで勝てないのは悔しいと思う。ファーストステージ1位通過ながら、審査員から票が入らなかった。最終3組は差がなかったというのはあると思うし、今年のレベルなら2本受けて面白いのは大前提みたいな雰囲気だったから、分かりやすい分、冒険がなかったので審査員に刺さらなかったかなと思った。