漫才「子供のしつけ」
漫才「賞金クイズ」
コント「Bar」
コント「赤ちゃんをあやす」
コント「迷える森」
コント「マジシャン」
1時間のステージで、漫才、コント、幕間映像があっててんこ盛りの内容だった。お気に入りは子どものしつけ（漫才）と、Bar（コント）。こんな面白いコンビが未だにM-1もKOCも決勝に進めていないのはなぜなんだろうと不思議に思う位、独特で面白いネタをしている。大須賀さんが抑えたトーンで語りだす朴訥な喋りは、「なんか変」という違和感のジャブを的確に打ってきて、それがボディブローのように後からじわじわ効いてきて笑いが増幅していくような面白みがある。
賞レースに弱い理由ははっきりとわかった。受けるネタと受けないネタのふり幅が大きい。今の賞レースは予選が多いので、どこかでこれじゃないネタを出してしまうんだろうなと思う。あと大須賀さんの喋りがセルスパの最大の武器なのに、喋りを抑えたネタがいくつかあったのでそれも、セルスパがこれだけの実力者でありながら大きな結果に結びついていない要因のような気もした。
