SPUNK! 1,2巻

1巻がSMの女王になるまでの経緯で、2巻が女王になってからの日常編。新井英樹作品では、「RIN」と「SUGAR」が大好きなんだけど、「SPUNK!」の2人のヒロインが凛と千代の分身に感じられて、形を変えて続きを読めている感じがして嬉しい。2巻の最後の喧嘩のシーン、「RIN」で凛と千代が口論しているシーンを思い出す。冬実に恋人ができて、遠くに感じられるのも「RIN」に似ている。似ているのはあまり良くないのではという意見もあるかもしれないけど、ここ最近の新井英樹の作品がいまひとつしっくり来てなかった自分には、「これが読みたかった、待ってました」という感がある