・紅しょうが「最近イライラする事」)
・9番街レトロ(「地元」)
・フースーヤ(「CA」)
・ヤーレンズ(「高級時計店」)
・ダブルヒガシ(「ラジオ」)
・豆鉄砲(「ハンバーグ」)
・ひつじねいり(「タコ焼きパーティー」)
・まんじゅう大帝国(「テレビ」)
・パンプキンポテトフライ(「楽器」)
・トンツカタン(「過去現在未来」)
・隣人(「隕石」)
・ヨネダ2000(「頭の中」)
・ミスター大冒険。(「結婚式」)
・シンクロニシティ(「俳句」)
・からし蓮根(「口喧嘩」)
・カカロ二(「合コン」)
・素敵じゃないか(「非常ボタン」)
・さすらいラビー(「マッチングアプリ」)
各組一言ずつ感想
・紅しょうが
このネタくらいから稲田さんのキャラが出て面白くなってきた。役割的なつっこみは紅しょうがに限らず、今後、工夫がないと難しいかもしれない
・9番街レトロ
なかむらしゅんさんの受けの演技に人柄と個性が出ていて面白い。これから売れて行けばもっと受けそう。話を進めるボケ役が情景でボケるという、新しいタイプの漫才なので、現実味やストーリー性がないという短所はあるけど、独自の漫才で良いと思う。この形のまま、キャリアを重ねて行ったらどんな漫才になるんだろうと思う
今年のM-1 3回戦ネタ。3回戦の動画で見た時はついに決勝かと思った。改めて見てもその思いは変わらない
唯一の今年のM-1ファイナリスト。ファイナリスト発表後の収録じゃないんだろうし、仕方ないと思うけど、この辺り調整できないものなのか。ヤーレンズはどのネタを見てもアベレージ90点という印象で、ネタの設定が店側と客というものが多いので、どのネタが強いとかそういうのが分かりづらい。準決勝の大家さんのネタは決勝でも受けるんだろうなあと思うけど
・ダブルヒガシ
ABCのネタだなと思って飛ばした
・豆鉄砲
今年のM-1 3回戦ネタ。面白い語り口だと思うけど、こういうネタにしては、ここが変だというポイントがあんまり刺さってこない
・ひつじねいり
ツギクルのネタ。このネタは凄い面白いと思うし、カラオケのネタも面白かった。癖が無く正統派なので見やすい。ここから先に進むには何が足りないのか考えたけどわからない。まだまだ無名だから、広がっていって順番待ちみたいな感じになるのか
・まんじゅう大帝国
ボケがちょっと古臭いかな
・パンプキンポテトフライ
ここは味があって面白いんだけど、M-1とか賞レースには向いてないと思う
コント師らしい発想の漫才で、ネタが丁寧に作られている。トンツカタンは三者三様の個性があるのが強み。異なる個性を持つ三人が集まってやっていて、いい具合に肩の力が抜けた中堅の雰囲気が出てきた
・隣人
子供が考えたような発想のネタだけど、それがこのコンビの良さなのかも
・ヨネダ2000
ファンファンファンファンの吹き出しのネタ。あのオチにするためにカオスにするのはあんまり好きなやり方ではない
・ミスター大冒険。
つっこみで笑いを取るタイプでそこでしっかり盛り上げてたけど、りょうせいのパートが弱すぎる
改めてじっくり見直すと、途中で観客の感心リアクションみたいなのがあって、こういう箇所が一切なくて全部笑いに変換させないと、受けが弱いという判断が下されてしまうのだろうと思った
・からし蓮根
自分はちょっとつっこみが苦手で、言葉がきつすぎたり、ワードツッコミが余分に感じたりピンと来なかったり。ボケのセンスは凄いと思うんだけど
・カカロ二
なんかかわいく思えてきた、栗谷さん。キャラがあるのは芸人さんにとってアドバンテージでしかない
・素敵じゃないか
よくそんなことを思いつくなあと感心する。これもABCのネタ
・さすらいラビー
先に本戦出場がどの組かを知った状態で見たので、フラットな気持ちではないんだけど、見ててこれなら行ってもいいかなと思えた。キモ男に扮して捲し立てる中田さんの勢いと熱が凄かった。今年のファイナリストの顔ぶれを見たらここが来年行っても不思議ではない。M-1の予選客にはパターンがバレすぎてあんまり受けないのかもだけど。ところどころ、熱が入り過ぎて言葉が聞き取りにくい箇所があったから、そういうのがなくなれば、全然可能性はあると思う