気になった事を箇条書きで
・人の感想はあまり読まないけど、さや香の役割入れ替えについて、言及してる人を見かけないのが不思議だ。さや香のネタと言っても「歌のお兄さん」「人体の不思議」「からあげ4」くらいしかパッと浮かばないけど、新山さんボケのイメージが強い。平場での振る舞いが全国的に知られてないから違和感を抱かれにくいのもあるのかもしれない。
・なんとなく今年のさや香を、THE MANZAI 2012のハマカーンに重ねて見ていた。
・振り返り個人的上位は、ヨネダ、ウエストランド、ロング、男ブラ、さや香。という事で概ね一致してる。
・ここまで審査員の採点・評価が割れた決勝というのも珍しいと思う。
・出番順の笑神籤、これ以上ないという位良かった。
・昨年、不発に終わったランジャタイとは対照的に、シュールな世界観漫才で、爆発を起こして高得点をたたき出したヨネダが格好良すぎた。
・出番順の流れや有利不利はあるけど、あんまり関係ないと思ってる。様子見されるトップが不利なくらい。二番手も不利でしょって思う人は、2019年二番手かまいたちUFJを思い出してほしい。
・オズワルドとか山田邦子をバッシングする風潮が悲しい。直接リプして批判してる人はいつかその事を悔いる日が来ると思う。
・審査員の採点なんて極論をすれば好みでしかない。山田邦子の真空1位も、自分とは違うけど、互いの異なる価値観を尊重し合えない狭量さが摩擦を起こして軋轢を生む無意味さに辟易する。
・漫才が進化し過ぎて、昔ながらの漫才が好きな人にとっては難しい、もしくは好きになれないという感情になるのはなんとなくわかる。トラディショナルなボケ、つっこみみたいな漫才は殆どなかった。個のスタイルをそれぞれ突き詰めた最強の10組というような感じ。
・難しさの印象としては、前半1~3組目までに特に感じる。漫才の進化というのもあるけど、題材に小難しさがあった。
・大吉さんのウエストランド評は共感できる。正直な所、その内輪感を懸念して、決勝に残るかどうか、決勝で跳ねるか、優勝に選ばれるか、予選であれだけウケてもそこが気になってどこかの段階で梯子を外される可能性もあると思ってた。
・敗者復活戦や3連単予想で、国民総審査員化を積極的に促してる運営まで刺しにくるとは思わなかった。内輪でありど真ん中でもあった。
・来年の展望。令和、ヤーレンズ、ケビンス、マユリカ、ななまがり、ハイツ、シンクロ。爪痕を残した組もそこまで至らなかった組も、来年に向けて楽しみな組がたくさんいる。ヤーレンズは一度見直したけど、確かに面白いけど、どうしても昔から好きになり切れない。前のめりで見てたリアルタイムでは気付かなかったけど、ネタはシンクロニシティが一番面白かったような気がする。