R-1グランプリ2024 東京準々決勝 2月4日

できるだけネタバレがないように一言ずつ感想

 

シューマッハ中村(コント「動物イリュージョン」)

おなじみのネタだけど、後半に盛り上がりがあった

 

トンツカタン森本(コント「説得」)

妙に細かくて理屈っぽい所が森本さんらしさがあって良かったけど、後半のマイムは何をやってるのか伝わらなかった

 

さとなかほがらか(コント「クレーム対応」)

THE W決勝ネタかと思いきや違った。さとなかほがらかが演じると、何故かオフィスが平成初期もしくは中期くらいに感じる。「どうーなってるの?!」というフジテレビの情報番組があったけど、あれの再現ドラマっぽいというか。ネタは良かったけど爆発までには至らず

 

大谷健太(コント+フリップ「逆さ絵」)

これは行ったかなという印象だったけど、全組見終わったあとだとボーダーくらいかも。ハメたいであろうボケがきっちりハマった感じはする

 

・谷口つばさ(コント「放課後」)

BLネタって男性にはわからない世界ではあるけど、男性ピン芸人がBLネタをやるのはどうなのかなという気はする。自分がもしBL好き女性だったら冷める気がするんだけど

 

・ユキホ(ものまね+コント「逃走中風桃太郎」)

若手中堅芸人のものまね。ものまねはどれもクオリティが高かった。これをルミネという超ホームでやって受けないわけがない。ただちょっと設定がいろいろ乗り過ぎてて見づらさはある。「逃走中」は人気番組なんだろうけど、そこまでメジャーなのかなという気もする

 

・安原カラス(コント「診察室」)

これはシンプルだけど、一点突破できる強さがある。当落線上くらいだと思いたい

 

赤嶺総理(コント「記憶喪失」)

そんなにネタを見た記憶はないんだけど、コント設定を入れ込むより、シンプルフリップ漫談の方が見やすかったと思う

 

・メカイノウエ(コント「上司のスピーチ」)

前半はこれは行っただろうと確信するほどウケてたけど、最後まで持続しなかった。ここもボーダーかなー

 

・トニーフランク(歌ネタ「アーティスト×童謡」)

いろいろやって取っ散らかってるような感じがした

 

かが屋賀屋(コント「CMソング」)

繰り返し系のネタはハマりきらないと辛い

 

シオマリアッチ(フリップ「FUNKY 歴史」)

「有田ジェネレーション」の時代に何度も見たネタ。細部は少し変わってたかも

 

トンツカタン お抹茶(コント「車」)

これはそのまま決勝に行くと思う

 

・ストレッチーズ高木(コント「メリーさん」)

ネタの面白さはあるけど、行動原理が良くわからない感じがする

 

どくさいスイッチ企画(コント「ツチノコ」)

全くの無名ながら、会場を巻き込んで受けが持続していた。無名から勝ち上がる最有力

 

キンタロー。(「謝罪」)

このネタの作りもごちゃごちゃしてるんだけど、結局やってることはキンタローなので、力業でもっていかれてしまう。R-1では、いつも予選で変なネタをやってハマってなかった印象だけど、今は風が吹いてるし、みんなが見たいキンタロー、その集大成をやり切ってくれた。十八番ネタすら待ってましたの空気感があった。自分は全組で一番笑った。とりあえず準決勝には行けるはず

 

・友田オレ(歌+フリップ「抱きしめたげたい」)

「どうにかできたはず」もそうだけど、歌のテンポが遅いので、ネタ数が打ち込めないのが物足りなさの印象に繋がる

 

・森本サイダー(コント「握手会」)

すごくシンプルなんだけど、めちゃくちゃ面白かった。演技や存在感が良い

 

・佐川ピン芸人(コント「ラジオCMナレーション」)

自分はあまりハマらなかったけど、ここも全然受かっててもおかしくない

 

・徳原旅行(コント「電車の席を譲る」)

このネタに限らず、あまり好きになれないブラックさがある

 

・ママタルト檜原(コント「喫茶店」)

受けムラがあった

 

岡野陽一(コント「パチンコ」)

売れっ子になって、R-1に帰ってきてどんなネタを引っ提げてやってくるのかと思ったら有名な過去ネタだった。面白いネタだから受けるんだけど、がっかり感の方が強い

 

・寺田寛明(フリップ「国語辞典コメント欄」)

R-1芸歴制限のルールが課せられなかったとしてもファイナリストの常連になってたんだろうと思う出来。10年以下の中では一番の有力候補だと思う

 

ルシファー吉岡(コント「婚活パーティー」)

流石の出来だけど、かゆい所に手が届かないようなもどかしさも感じる

 

・こたけ正義感(コント「一日のスケジュール」)

今、裁判とか弁護士とか容疑とかそういうリーガルワードがお笑い界隈でちょっと敏感になってる気もするし、単に自分が気にし過ぎなだけかもしれない。十分通っていいウケだと思うけど過去のネタと比べると、ひとりコントの演じ分けが分かりづらく感じた部分もあり一段落ちる気はする

 

・おいでやす小田(コント「不動産屋」)

売れっ子だし、ネタもまずまずウケてたと思うし、通ってて何の不満もないけど、落ちてても不思議じゃない。状況が不自然に見えてしまう事が気になってしまう。一個前のこたけとも少しネタ被りあり

 

ムーディー勝山(漫談+歌「右から左へ受け流す」)

賞レースの予選会のネタって雰囲気ではなかったけど敢えてこれという感じもあったんだと思う。場を盛り上げる事が大事というか

 

 

 

あくまで自分の好みによる通過予想

 

キンタロー。 寺田寛明 森本サイダー トンツカタンお抹茶

どくさいスイッチ企画 大谷健太

佐川ピン芸人 こたけ正義感 メカイノウエ  ユキホ 友田オレ