ジャニーズ問題を語る

たまにはお笑い以外の記事も書きたいなと思って。ジャニーズは好きでも嫌いでもないけどこの問題は関心がすごくある。ジャニーズでは同世代で、歌もドラマも好きだったkinki kidsが一番好きで、90年代から00年代にかけて勢いが凄かった時代のグループはそれなりに思い入れがある。ここまで問題が明るみになったらもうどうしようもないと思う。ジャニーズ所属→メディア締め出しの状況なんだから、移籍するか引退するか残って細々やるかの3択しかない。大物系の人も時機を見て、移籍したり個人でやったりするようになると思う。メディア関係の人が口をそろえて「噂程度に聞いていた」と言うけど、それは本当にそうだと思う。一般の人も業界の人も噂程度、都市伝説みたいなものとして知ってはいたけど、だからといって追及したり調査する立場にはない。本来であれば、雑誌や新聞が取り上げるべき問題だけど、テレビ局と新聞社は一体になってるので取り扱いができない。週刊誌で取り上げても真偽不明のゴシップとしてしか扱われない。硬派な文春が取り上げたのは、この問題について、まともに機能できたメディアが他に無かったということかもしれない。自分も昔文春を読んでた時期があるのでこの問題は少し知ってたけど、数人の被害者がいる程度の問題なのかなと思ってたので今回の調査結果に驚いている。これだけ長期にわたり多くの未成年に性加害を行っていたとは思ってなかった。繊細な問題なので、ジャニーズに相当近しい業界の人でも実態は知り得なかったと思う。ジャニーズ内部のごく少数の間でしか、認識されていなかったんじゃないかと思う。業界の人が声を上げて活動をしていたら、超有名タレントであろうが大物プロデューサーであろうが大企業の重役だろうが、干されて窓際族のような扱いになっていたと思うので「なぜ、当時声を挙げなかったのか」と責めるのは酷だと思う。メディアが扱わなかったのは意図的な情報操作であり、報道機関として機能しておらず、隠蔽工作に加担していたわけだから重罪だと思う。民放もスポンサー企業も営利目的だから、経済優先で見てみない振りをしてやり過ごしたのも仕方ない面はあると思うけど、その結果被害が拡大したのだからジャニーズ事務所と同罪と言っても過言ではない。ジャニーズのタレントに罪はない、というのは確かにそうで、裏を返せばジャニーズ事務所には罪はあるので、自分はどんどん退所したらいいのにと思ってる。若手グループも受け皿があれば、これまでとそう変わらない活動ができると思う。ジャニーズ所属のタレントは特有の色気や魅力があると感じている。ジャニーズを応援している若い人達ががっかりしない未来を大人たちが用意してあげてほしい